私は朝のランニング(約6.5km)をするときは、起きてからと、走り終えた後の2回、体重計に乗っています。
先日は、その体重差が過去最高の2.0kgもありました。
それだけ蒸し暑く、大量の汗をかいたということですね(笑)。
大工さんや職人さんの姿を現場にて見るたびに、
「今日もどうか無事故で終わりますように!」
と願わずにはいられません。
家づくりは、どれだけ技術が進歩しても、最後は人の手と、人の想いによって完成する仕事だと改めて感じています。
さて最近、AI(人工知能)の進化がものすごい勢いで進んでいます。
AIがAIを改良する「再帰的自己改善」という言葉も聞くようになりました。
広告やホームページ、提案書までAIが自ら作り、分析し、改善を繰り返す時代が現実になりつつあります。
そうなると、私たち企業は、お客様ではなく「AIに選ばれる会社」を目指すようになるのかもしれません。
しかし、本当にそれだけで良いのでしょうか? と疑問を持ってしまいました。
先日読んだコラムで、とても考えさせられる話がありました。
アメリカの大手小売チェーンでは、セルフレジを大量導入したものの、
万引きの増加などの問題が起こり、多くの店舗で撤去することになったそうです。
効率化は進んでも、お客様との信頼関係まで築けるとは限らないということです。
私は、この話は家づくりにも通じると思いました。
AIを使えば、間取りの提案や資金計画、性能比較なども、以前より短時間でできるようになるでしょう。
ハミングホームでもAIは積極的に活用していますし、これからも使い続けていくと思います。
しかし、それだけでは家づくりの価値にはなりません。
お客様が本当に安心できるのは、
「この人なら最後まで話を聞いてくれる。」
「困った時には一緒に考えてくれる。」
そんな信頼関係があるからです。
そして、その信頼は、完璧な成功談だけで生まれるものでもありません。
私自身も、家づくりや会社経営の中で数え切れないほど失敗を経験してきました。
だからこそ、その失敗を隠さず、仕組みを見直し、一歩ずつ改善を重ねてきました。
失敗から学び続ける姿勢こそが、お客様の安心につながるのだと思っています。
これからAIはますます賢くなり、住宅会社選びでさえAIがお勧めする会社が選ばれる時代が来るかもしれません。
だからこそ、私たち人間にしかできない価値は、さらに大きくなるはずです。
先日、11年前にハミングホームで家を建ててくださったお客様のもとへ、新田原基地周辺地域で行われる防音工事の契約に伺いました。
その際、奥様から、
「11年前にいい家を建ててもらったから、今でも本当に快適に暮らせています。」
という嬉しいお言葉をいただきました。
11年という年月が経っても、そのように言っていただけることが、私たちにとって何よりの評価です。
家づくりは、AIが評価するものではなく、人の心に残るもの。
ハミングホームはこれからも、
「あの会社で建てて本当に良かった!」
と、お客様がご家族やご友人へ自然と語ってくださるような家づくりを、一棟一棟真面目に積み重ねていきたいと思います。
AIに語られる会社ではなく、人に語られる会社。
それが、私たちハミングホームの目指す家づくりです。