最近、AIに関するニュースを本当によく見聞きするようになりました。
私自身も、たまにAIを使う中で「世の中が大きく変わり始めているなぁ」と実感しています。
さらにこれからは、AIを搭載したロボットが工場や物流、飲食店、そして建築現場でも活躍するようになると言われています。
そうなると、よく聞かれるのが、「AIによって、人間の仕事がなくなるのでは?」という話です。
確かに企業側から考えれば、AIやロボットは疲れませんし、文句も言いません(笑)。
さらには24時間働くこともできます。
これまでの歴史を振り返ってみても、18世紀に産業革命によって機械化が進んだときには、
「この先、人間の仕事がなくなる!?」と心配されたそうです。
ところが実際には、機械に置き換わった仕事がある一方で、それまで存在しなかった新しい仕事も次々と生まれたのだそうです。
おそらく今回の「AI革命」も同じようになると私は感じています。
そんな時代だからこそ、これからますます価値が高くなるのが、
「人にしかできない大切な仕事」だと私は思っています。
例えばAIに、「32坪で3LDK、家事動線が良くて収納の多い間取りを考えて!」
とお願いすれば、あっという間に何種類ものプランを提案してくれるようになるでしょう。
見積書や工程表などの作成も、AIがどんどん手伝ってくれるようになると思います。
でも、お客様との打ち合わせには、言葉だけでは表せない「見えないやり取り」があります。
表情や声のトーン、ちょっとした迷いなどから、
「本当は何に困っているのだろう?」
「どうしてここに、これだけこだわられるのだろう?」
「このご家族は10年後、20年後、どんな暮らしを望まれているのだろう?」
そんなことを考えながら家を造ることは、単なるデータ処理とは少し違うように思います。
実は今日も、来月着工予定のお客様と宮崎市内のショールームで、主に水廻りの色や仕様を決める打ち合わせをしてきました。
ショールームではメーカーのアドバイザーさんが、ハミングホームの標準仕様をもとに、一つひとつ丁寧に説明してくださいました。
その姿を見ながら私は、「この仕事も、まだまだAIでは代わりが利かないだろうなぁ。」と感じていました。
お客様の反応を見ながら説明の仕方を変えたり、迷われているときには経験をもとにアドバイスしたりする。
そこには、長年の経験から生まれる「判断」と「気遣い」があるからです。
私は、こういうところにこそ、これからの時代の「人間の価値」があると思っています。
AIに任せられる仕事は、AIに任せればいいのです。
その分、私たち人間はお客様の話をもっと聞き、もっと考え、現場を確認し、人と人との信頼関係を築くことに時間を使っていく。
これから10年後、20年後には、私たちの働き方も大きく変わっているかもしれません。
それでもお客様から、
「あなたにお願いしたい!」
「ハミングホームに頼んで良かった!」
と言っていただける家づくりの仕事は、きっと残り続けると思っています。
AIを上手に使いながら、AIには代わることのできない「人としての価値」を高めていく。
これからの時代、それが会社にとっても、働く一人ひとりにとっても大切なことなのだと思います。
私自身もAIに負けないように、まだまだ「人としての自分磨き」を続けていきたいと思っています。
でもそのうちAIから、
「社長、息抜きばっかりしてないで、もっと働いてください!」
なんて怒られる時代が来るのも、少し怖い気がしています・・・?!笑