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22年前は63歳だったお施主様!?・・・

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桜の開花の便りを聞く時候になりましたね。

 

ここのところ、周期的な天気が続いて

おります。

 

今日も良い天気でしたが、これから

ひと雨ごとに暖かくなっていくのだと

思われます。

 

 

今日は、今から22年前にリフォーム工事を

させていただいたお客様からお電話を

いただきました。

 

その22年前のリフォーム工事以来の訪問でしたが、

私も(一応)しっかりと覚えておりました(笑)。

 

聞いてみたら、お施主様は今年で85歳ということで

(とってもお元気なお施主様で)さらにビックリでした。

 

非常にお元気そうで、何と今でも携帯電話を巧みに操り

会話されているそうです。

 

これからの時代、90歳や100歳の人が

普通に自宅で生活している社会になるのだろうなぁと

思ってしまいました。

 

その、お施主様の家はもともと、弊社で新築した

家ではありません。

 

でも、22年前に弊社がリフォーム工事をしたことを

覚えておられて、また弊社に電話してくださった

ことを、たいへん嬉しく思いました。

 

家というのは、本当に永いお付き合いになります。

私が弊社に入社してから、もう23年ほどに

なりますが、

 

今でも、その2倍以上の50年前に私の父が

手掛けた家のアフターやリフォーム工事を

今度は我々が担当する時代となりました。

 

もちろん、お施主様も(私もですが)歳を取られ、

家族構成も変わられております。

 

でも、住んでこられた「家」だけは手を加えるまで

ずっと変わらず、そのお施主様ファミリーを

ずっと見ながら、守ってきたのだと思っています。

 

今現在、日本に建つ住宅のうち、いわゆる「空き家」は

800万戸以上、存在していると言われています。

 

その家が作られる時には、さまざまな人が携わり、

いろんな思いが込められた家ばかりだと思われます。

 

私は、そんな家が、処分に困っているからという理由だけで

取り壊される事態を、寂しく感じている一人です。

 

「家」自体は、ただの箱かもしれませんが、その箱にも

魂が宿り、これからもずっとそこに住まわれる人・家族を

 

見守り続けてくれるのだと、

素朴に感じながら、お施主様の家を後にしました。