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職人さんの手に込められるものとは?!・・・

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今朝がたから降り出した雨が、

今日の夕方には上がり、晴れ間が見えてきました。

 

このまま暖かくなってくると心配なのが、

そう、「花粉症」です。

 

私は、かれこれ花粉症歴35年のベテラン(?)

ですが、集中力を欠いてしまうこの花粉症には

毎年悩まされています。

 

この、宇宙旅行も実現するという時代に、どうして

人類は花粉症が克服できないのか不思議だと

思っているのは私だけでしょうか?

 

この花粉症を一発で治してくれる薬を発明した

人には、ぜひノーベル賞を差し上げたいと思って

いる次第です。

 

さて、昨日は新富町にてI様邸の上棟式アンド

せんぐまきが行われました。

 

こちらのI様邸のお施主様は、私の従兄(いとこ)の

長男さんにあたるという、言わずもがな親戚のお家です。

 

もちろん、施主様とは小さい頃からよく知っているので、

彼(お施主様)も私のことを「兄ちゃん」と

慕ってくれております。

 

そんな和やかな雰囲気での棟上げだったのですが、

ただ残念なのがこの佳き日を待たずして、数年前に

施主様のお父様(私の従兄)が他界されたということ。

 

きっと、生きていれば父子で力を合わせて

この家づくりのプロジェクトに携わり、

この棟上げを喜んでくれていたことでしょう。

 

昨日の夕方の上棟式は、屋根の上にて催行させて

いただきましたが、そのお供え物やせんぐを置く

 

台の上にはお父様の遺影も飾られていたのが

深く印象的でありました。

 

きっと、天からお父様も喜んでいたと思うと

同時に、これからも私たちと家の完成を

見守ってくださるのだろうと思いました。

 

 

私たちは、家を建てたいというお客様と

ただ契約をして、家を造っているだけでは

ありません。

 

私たちはお客様の、財産(お金)だけではなく、

このような深いお施主様の「想い」も預かり、

家を造っていっているのです。

 

家は機械などの工業製品や、レトルト食品などの

オートメーション化された工場で作られる製品と

違い、現場で一つひとつ手造りで作られます。

 

その、例えば釘を一本打つ、金づちを持つ手に、

その「想い」を込められるかどうかで、

家の良しあしが決まってくるのだと思います。

 

昨日は上棟式の後に、お施主様から心温まる

もてなし(宴会)もいただきました。

 

最近ではこのようなもてなしを受ける機会も

減りましたが、私らを含めてこの宴会に

参加された方々はきっと、

 

この「想い」を受け取られたことでしょう。