こんにちは!ハミングホームスタッフの武田です。
今回のシリーズタイトルは「実家と比べてわかった!今どきの家の快適さ」です。
■ はじめに:「あの寒さには戻れない!」実家とのギャップに驚く人、続出!
「実家に帰ると、冬の朝が本当に寒い」
「脱衣所での着替えがつらくて、子どもに風邪をひかせそうになる」
「夏になると、2階がサウナのようで夜も眠れない…」
そんな声をよく聞きます。
私たちが子どもの頃に住んでいた家と、今の家づくりの“当たり前”には、実はとても大きな違いがあります。
それが、断熱性能と気密性の進化です。
この記事では、実家との体感の差にびっくりした!というリアルな声とともに、現代の家がなぜここまで快適になったのか?その理由をやさしく解説します。
■ 「寒い」「暑い」は断熱で変わる!実家で感じていた“当たり前”は、実は大きな問題?
私たちが子どものころの家は、
・壁の中に断熱材が入っていない
・アルミサッシの単板ガラス(1枚ガラス)
・天井裏や床下に隙間がたくさん
というケースが多く、熱が家の外に逃げ放題、夏は入ってき放題のつくりでした。
「ストーブの前だけが暖かくて、離れると寒い」
「脱衣所やトイレに行くと息が白くなる」
「夏は窓を開けても風が通らず、蒸し暑い」
――これらはすべて、断熱性能と気密性が低いことが原因です。
■ 今どきの家はココが違う!「高断熱・高気密」で年中快適に
現在の住宅では、国が定めた「断熱等級(2022年改訂)」を基準にした高性能な断熱材が採用されています。
✅ 壁・床・天井・屋根に隙間なく断熱材を施工
✅ ペアガラスやLow-E複層ガラスの採用で、熱の出入りをカット
✅ 施工技術の向上で、すき間風のない“高気密な家”が実現
結果として、
・冬の朝でもリビング全体がほんのり暖かい
・エアコンが効きやすく、省エネで快適
・結露が起こりにくく、カビやダニの発生も抑制
など、暮らしの快適さがぐっと向上します。
特に宮崎のような高温多湿な地域では、夏の遮熱性と風通しの設計も重要。
断熱だけでなく、窓の配置・日差し対策(庇やシェード)をトータルで考えることが求められます。
■ 「断熱なんてどれも同じでしょ?」と思っている方へ
実際に家を建てた方の中には、こう語る人もいます。
「建てる前は“断熱なんてどれも同じだろう”と思っていたけど、実家に泊まったときに“あれ?こんなに寒かったっけ”と気づいて驚きました。」
「子どもが真冬でも薄着で走り回ってる姿を見て、やっぱり断熱って大事なんだなと実感しています。」
今の家づくりでは、「高断熱・高気密」は当たり前の基準になりつつあります。
けれども、ハウスメーカーや工務店によって仕様や性能に差があるのも事実です。
■ 宮崎の家づくりでは「夏の快適さ」も忘れずに!
宮崎では特に、夏の厳しい暑さと湿気への対策が必要です。
高断熱の家でも、日射の入りすぎで室温が上がってしまっては本末転倒。
・南側の窓には庇(ひさし)や外付けシェードを
・風の通り道を意識した間取りで通風を確保
・遮熱タイプのガラスで日差しの熱を軽減
こうした工夫が、冷房効率を高めて光熱費を抑えつつ、家全体を快適に保つカギとなります。
■ まとめ:「断熱」は目に見えないけれど、暮らし心地を大きく左右する
断熱性能は、家づくりの中でも「見えにくい」「後から変えにくい」部分。
だからこそ、最初の段階でしっかり確認しておくことが大切です。
これから家を建てる方には、ぜひ「昔の家との違い」を体感していただきたいと思います。
「家の中で寒さを我慢しない暮らし」は、家族の健康や日々の心地よさに直結します。
【こんな人に読んでほしい】
- 実家が寒くてつらかった記憶がある
- 子育て中で、室温のムラが気になる
- 「断熱って何が違うの?」と思っている
- 宮崎で夏も冬も快適な家を建てたい