お彼岸の中日の今日は、
恒例のお墓参りに行ってきました。
私は、最低でも年に4回は
お墓参りに行くようにしています。
どんなに忙しくても、
この時間だけは欠かさないように
しています。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、
今日から私も、着る服を一枚減らしました。
こうして季節は、確実に次へと
移り変わっていきますね。
さて最近、ニュースを見ていると、
中東情勢の緊張によって
原油の供給が不安定になり、
ガソリン価格が急騰しています。
ただこの問題は、単なるガソリン代の
話だけではありません。
■見えないところで起きている変化・・・
ご存知の通り原油というのは、
ガソリンだけに使われているわけでは
ありません。
そこから作られる材料は、
断熱材、配管、外装材など、
住宅に欠かせないものばかりです。
つまり――
原油が不足するということは、
家づくりの材料そのものが不足する
ということでもあります。
実際に、断熱材や樹脂製品、合板などは、
すでに価格上昇が始まっています。
さらに物流費の上昇も重なり、
建築コスト全体を押し上げています。
これは、これから家を建てる方にとって
決して無視できない問題です。
■これからの家づくりに求められる視点
こうした状況を見ていて、
私が強く感じることがあります。
それは――
「外部環境に左右されにくい家づくり」
の重要性です。
例えば、
・高断熱・高気密でエネルギー消費を抑える
・太陽光発電で自家発電できるようにする
・エネルギーに依存しすぎない設計にする
こうした工夫によって、
エネルギー価格の変動に強くて、
外部環境の変化においても
“ブレない暮らし”を実現することが
出来ると考えます。
これからの時代は、「安く建てる家」よりも、
「影響を受けにくい家」の方が、
結果的に価値を持つ時代になると
私は感じています。
■世界の動きは、必ず暮らしに返ってくる・・・
そもそも今回の紛争は、アメリカの
政治的な思惑も背景にあると言われています。
今後、アメリカだけが撤退し、中東の緊張が
長引けば、ホルムズ海峡の通過がさらに
困難になることは容易に予測できます。
そうなれば、エネルギー価格はもちろん、
住宅価格にも影響が続いていくでしょう。
つまり――
世界の出来事は、決して他人事ではなく、
私たちの暮らしに直結しているということです。
■最後に・・・
家は、建てた瞬間がゴールではありません。
そこから何十年と暮らしていく中で、
どれだけ安心して生活できるかが重要です。
だからこそ、目先の価格だけで判断するのではなく、
「これからどういう時代になるのか?」
という視点を持つことが大切だと思います。
エネルギーの時代が大きく変わる今、
家づくりの考え方もまた、確実に変わり
始めています。
私自身も、こうした変化を見据えながら、
これからの時代に本当に必要とされる
家づくりの研究を続けていきたいと思います。
お墓参りにおいて、ご先祖様に手を合わせる
際に、「世界平和と人類の幸せ」をも願った、
お彼岸の日の私でした。