昔話をしても、今さら・・・と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、
少しだけ聞いてください。
弊社創業者の私の父は、大工さんをしていました。
私が物心ついた頃から請負業をしていたと思います。
昔は、基本的には日曜日・祝日も父は現場に行って
仕事をしていました。
私の記憶では、私が小学生の頃は、月に2回だけ
第1・第3日曜日だけ休んでいた事を覚えています。
そんな月に2回の休みの時には、ゆっくり休んだり
しないで、私ら家族を遊びに連れて行ってくれて
いました。
今思うと、(週休2日で年間休日120日以上が当たり前の
時代からすると)凄いことですよね。
(当時は年間休日30日未満だったでしょうから)
そんな、極端に休みが少なかった、建築業界だったの
ですが、
春と秋の「彼岸の中日」だけは、忙しくとも現場を
休みにして、大工さん達も休むようにしていた
ようです。
私が思うに、どんなに忙しくとも、お彼岸だけは
休むようにして、先祖を供養するべき日に
しなさい、という言われがあったのではないかと
推測しております
昔から、こうして今元気に過ごしていけるのも
ご先祖様のお守りがあるからだという、
感謝の気持ちを忘れないことが大切なのだと
私はこのエピソードから感じています。
だからという訳ではありませんが、私も
一年の中で、年に4回(年末・お盆・お彼岸2)
は、必ずお墓参りに行くようにしています。
もちろん、仕事がハードで、これまでには
どうしても行けない時もありましたが
その前後の日程でもお墓に行くようにしています。
だから何? と言われても困るのですが、
私たちがこうして、切れ目なくお客様に恵まれて
家づくりのお仕事をさせていただけるのもきっと、
ご先祖様を敬い、感謝する気持ちが根底にあるからだと
思っていることをお伝えしたくて、
このお彼岸の日のブログとなりました。
それでは今からお墓参りに行ってきます!