凝り性の私は、14年以上前は
「ゴルフ」にハマっていました。
(今は諸事情でゴルフはお休み中です。)
練習場にも通い、毎月3000球以上の
ボールを打ち、ゴルフコースにも
年間20回以上ラウンドするという
くらいに没頭しておりました。
(もちろん、お仕事も人並み以上に
頑張っていましたよ!)
ゴルフ好きになると当然ゴルフクラブなどの
道具にもこだわりが出てきます。
ある時、ゴルフショップの店員さんに
「(ボールが遠くまで)飛んで、
曲がらないクラブを探しています!」
と相談したところ、
「そんなクラブはありません。」
と即答されたことがあります。笑
もしそんな夢のようなクラブがあったなら、
誰でもプロゴルファーになれてしまいますよね。
世の中には、
「すべてを満たす魔法の答え」というものは、
なかなか存在しないのだと思います。
さて、家づくりにおいても同じことが
言えるのではないでしょうか?
多くの方が
「少しでも安く建てたい!」
「少しでも資産価値の高い家がほしい!」
と考えられます。
もちろんそれらも大切な視点です。
しかし、建築コストを抑えることばかりを優先し、
・毎日を健やかにかつ快適に過ごすための性能
・家族と心地よく過ごすための居心地の良さ
といった、本来とても重要な部分を
削ってしまったとしたらどうでしょうか。
それでは
「家を建てた意味」そのものが
薄れてしまうかもしれません。
家を建てることがゴールではなく、
その家で
家族が健康で、安心して、楽しく暮らすこと
こそが本来の目的のはずです。
どんなに立派な家を建てても、
健康を損ねてしまっては、
その価値を十分に感じることはできません。
今の日本では、家の中での「ヒートショック」で
亡くなられる人が1万7千人前後という統計で、
交通事故で亡くなられる人よりも多いそうです。
私がハミングホームの家づくりにおいて、
高気密・高断熱仕様を基本として、
太陽光発電や蓄電池を備えた
「エネルギー自給型住宅」をおすすめしている
理由も、根底にはこの想いがあります。
そしてもう一つ大切なのが、
暮らしの中にある「楽しみ」です。
仕事は人生を豊かにするための手段であり、
目的そのものではありません。
毎日をただ忙しく過ごすだけではなく、
家族と快適な環境でゆっくり食事をしたり
子供と大きなお風呂で歌を歌ったり
庭でバーベキューを楽しんだり
そんな何気ない時間の積み重ねが、
人生の満足度を大きく高めてくれるのだと思います。
これからの時代、家は単なる「寝に帰る場所」
ではなく、家族の健康を守り、
楽しみを育てるための拠点、いわば
「小さな宇宙船」のような存在に
なっていくのではないでしょうか。
昨日は、ご両親と同居される2世帯住宅を
計画されているお客様との打ち合わせでした。
これから家で過ごす時間が増えるご両親のために、
動線や居場所をできるだけ快適にしたい!という
想いが伝わってきて、私も打ち合わせに
熱が入りました。
この想いがあるからこそ、こちらのお客様の家も、きっと
家族みんなが笑顔で過ごせる家が建つと感じました。
家づくりは「どんな家を建てるか?」も大切ですが、
「その家で家族とどんな時間を過ごしたいか?」
を考えることが、より重要なのだと思います。
これから家づくりをお考えの方は、
「何のための家なのか?」
という視点を、ぜひ一度考えてみてもらいたいです。
その答えが、きっと後悔のない家づくりに
つながるはずだと思っています。