先日の台風の被害は大丈夫だったでしょうか?
弊社のお客様の中では、1件だけ屋根瓦の
被害が出ました。
(すぐにご対応させていただいております)
家はどうしても長い期間(最低でも30年以上)
お付き合いする建物です。
何十万キロ走っても壊れない車が無いように、
家も修理やメンテナンスが必要となります。
台風被害等はいわゆる「火災保険」が適用と
なりますので、何なりと弊社までお問い合わせ
してくださいね。
今年は「突然発生して、すぐに直撃する」ような
台風が多いですね。(これも流行でしょうか?)
私たちが住む宮崎県は、太平洋に面しているからか
昔から台風の通り道となりやすくて、
さらに地震のリスクも騒がれています。
お客様との打ち合わせでも、
「地震や台風に強い家にしたいです!」という
ご要望をいただくことがほとんどです。
もちろんハミングホームはこれまでの経験と、
丈夫で長持ちする家づくりにはこだわりが
あるので、きちんとお客様にもご説明して
納得していただいております。
そこで今日は「自然災害に備える住宅性能」
について、少し掘り下げて書いてみます。
1. 台風に強い家づくり
宮崎では「台風対策」は切っても切れない課題です。
風速30メートルを超える暴風や、横殴りの雨に
耐えるには、住宅そのものの基本性能が
大切だと私も考えております。
ハミングホームでは、耐震等級は3,耐風等級は
2を満足する家づくりを標準仕様としています。
さらに、窓ガラスの割れによる二次被害を防ぐために、
強化ガラスを選ばれる方も増えました。(オプションです)
ペアガラスや雨戸シャッターは標準仕様ですが、
防犯の事をも考えて、強化ガラスやフィルム入りの
ガラスを検討すると良いでしょう。
停電や断水が起きても「家が安全なシェルターになる」
よう、住まい全体を守る考え方が重要です。
2. 地震に強い家づくり
日本は地震大国です。宮崎県内でも大きな地震の
リスクが時折報じられます。
「せっかくのマイホームが倒壊しては意味がない」
と皆さん感じられるのではないでしょうか。
さらに、最近はお客様との打ち合わせにより
「制震ダンパー」などの技術を採用し、
揺れを吸収・分散させる工法も選択肢に
加わってきました。
さらには、今年からですがリクシルとのコラボで
リクシル「スーパーウォール工法」の認定店と
なりました。
詳しくは、検索してもらえるとスーパーウォールの
素晴らしさがお分かりいただけると思います。
3. 防災グッズとライフラインの備え
家自体の性能を高めるのと同じくらい大事なのが、
「もしもの備え」です。台風や地震の後は、
電気・水道・ガスといったライフラインが
止まることも考えられます。
最低限、次のものを備蓄しておくことをおすすめします。
- 飲料水(1人1日3リットル×3日分以上)
- 保存食(レトルト食品やカップ麺、缶詰など)
- 懐中電灯・予備電池
- モバイルバッテリー
- 携帯トイレ
- 毛布やカイロ(冬季用)
また、最近は太陽光発電と蓄電池を組み合わせて
「停電しても電気が使える家」を建てたいという
お客様も増えています。
実際に停電時、冷蔵庫やスマートフォンの充電が
できるだけで安心感が大きく違います。
自分の家が「小さな避難所」になるイメージですね。
4. 家族を守る家づくりの姿勢
私たちハミングホームが大切にしているのは、
「家は家族を守るシェルターであり、災害時には
小さな避難所となる!」という考え方です。
おしゃれなデザインや便利な間取りももちろん
大切ですが、最終的には「安心して長く暮らせること」が
家の最大の価値だと思っています。
宮崎は自然が豊かで住みやすい場所ですが、
それは同時に宮崎の自然の力と向き合い続ける
地域でもあります。
だからこそ、ハミングホームは
「台風に強い、地震に強い、災害に備えられる家づくり」を、
これからも一つの柱としてご提案してまいります。
まとめ
- 台風に備えるには「耐風等級」「屋根・窓の施工」が重要
- 地震には「耐震等級3」や「制震技術」で命と財産を守る
- 家の性能に加え、防災グッズや蓄電池でライフライン対策を
- 家は家族を守るシェルター。安心感こそ本当の価値
次回の完成見学会や「家づくりなんでも相談室」では、
こうした防災性能についても実際にご覧いただき、
安心して家づくりを進めていただければと思います。
皆さまのご家族の安全と快適な暮らしを守るため、
これからも精一杯お手伝いさせていただきます。
今日のブログは先日の台風を受けて、
どうしても皆さんにお伝えしたかった内容となりました。