去りゆく3月を振り返ってみると、
私の中ではWBC(ワールド
ベースボールクラシック)の
世界大会がとても印象に残っています。
宮崎にも侍ジャパンが合宿に来たりして、
盛り上がっていましたよね。
ただ、本戦では日本代表がベネズエラに敗れ、
ベスト4進出を逃す結果となりました。
大谷翔平選手をはじめ、まさに
「史上最強」と言われたチームだっただけに、
残念に感じた方も多かったのではないでしょうか。
一方で優勝したベネズエラは、データ分析や
トレーニング方法など、メジャーリーグの
最先端の考え方を積極的に取り入れている
チームだったそうです。
単純に「選手の能力差」だけではなく、
野球そのものの考え方や環境の違いが、
結果に表れたとも言われています。
特に注目されているのが、MLBで導入が進む
「ABS(自動ボール・ストライク判定)」です。
審判の判定をAIがサポートすることで、
より公平で正確な試合運営を目指すという
仕組みですね。
つまり、野球という伝統的なスポーツでさえ、
「変わること」を前提に進化していると
いうことです。
■住宅業界にも起きている変化
実はこの流れは、住宅業界にも非常に
よく似ています。
少し前までは、
・長年の経験をもとにした家づくり
・職人の勘による木材の扱い
・これまでの実績をベースにした間取り
といったものが、品質を支えていました。
もちろん、これらは今でも大切な要素です。
しかし現在は、
・外皮計算での断熱性能の数値化
・構造計算による安全性の検証
・シミュレーションによる採光や通風の検討
・AIによる間取り作成
など、より客観的な根拠をもとに
品質を高める技術が増えてきています。
感覚だけではなく、
「裏付けのある家づくり」が
求められる時代になってきていると
感じます。
■本当に守るべきものは何か
ただ私が言いたいことは、
「新しいものを取り入れること」
そのものが目的ではないという点です。
あくまで目的は、お客様にとって
より良い住まいを提供すること。
何度もこのブログでもお伝えしていますが、
私たちは
「世界で一番幸せな居場所づくり」
を理念として家づくりをしています。
だからこそ、テクノロジーを活用しながらも、
人にしか出来ない提案力や対話を
大切にしていきたいと考えています。
■進化し続ける会社でありたい
野球の世界でも、変化を受け入れたチームが
結果を出しています。
これは住宅業界でも同じで、
変化を恐れず学び続ける会社が、
これから選ばれていくのではないでしょうか。
ちょうど本日、弊社の窓サッシ(アルミサッシ)の
メーカーさんと販売店さんにご来社いただき、
断熱等級6を取得するための断熱計算や
使用材料の選定についてレクチャーを受けました。
それによると、販売店さんが作成する
見積書データを断熱計算ソフトに読み込ませる
ことで、手入力をしなくてもシミュレーションが
出来るとのことでした。
正直、ここまで効率化が進んでいることに
驚きました。
これにより、これまで以上に
精度の高い検討をスピーディーに
行えるようになります。
こうした変化にも対応しながら、
3年後、5年後に振り返ったとき
「この時に考え方をアップデートしておいて良かった」
そう思える選択を、これからも
積み重ねていきたいと感じたひと時でした。
