ハミングホーム

収納たっぷりのはずなのに片付かない!その理由と間取りの工夫とは?
account_circle武田 梓

収納たっぷりのはずなのに片付かない!その理由と間取りの工夫とは?

ホーム スタッフブログ 武田 梓 収納たっぷりのはずなのに片付かない!その理由と間取りの工夫とは?

暮らしはじめてから後悔しないために④

こんにちは!ハミングホームの武田です。

「収納スペースは多めにとったはずなのに、なんだか片付かない…」
そんなお悩み、実は家づくり経験者の中では“あるある”です。

この記事では、新築時にやってしまいがちな収納の失敗例と、暮らしやすく片付く家にするための間取りの工夫を、宮崎の気候や生活スタイルにも合わせながらご紹介します。


よくある失敗:「収納はたっぷり取ったつもりだったのに…」

家づくりの打ち合わせで「収納をたくさんとりたい」と希望される方はとても多いです。でも、実際に住んでみると──

  • 「片付かない」
  • 「なんでこんなにモノが出てるんだろう?」
  • 「しまう場所があるのに、使わなくなった部屋がある」

という声も。

それには、収納量だけじゃなく「収納の位置と使い方」が大きく関係しているんです。


収納で後悔しないための3つのポイント

① 動線と収納はセットで考える!

たとえば…

  • 帰宅→コートをかける→鞄を置く→手を洗う
  • 洗濯→干す→たたむ→しまう

この流れの中に「収納スペースが自然にあるか?」を意識することで、しまいやすく出しやすい=片付く家になります。

② 「よく使うものほど1軍収納」に!

収納を“全部同じ使い勝手”で考えると、奥に入れたものが埋もれたり、使うたびにストレスに…。

  • 日常的に使うタオルや文房具、掃除道具などは「1アクションで取れる」場所に
  • 季節ものやストック品は、奥まった収納や高い棚へ

使う頻度によって収納の優先順位を変えることで、暮らしやすさがグッと変わります。

③ 「隠す収納」も「見せる収納」も計画的に

収納=“隠す”ものと思いがちですが、

  • 見せてオシャレにする(見せる収納)
  • 生活感をゼロにしたい(完全に隠す収納)

など、どちらのバランスをとるかも重要。

たとえば…

  • キッチン背面のオープン棚+パントリー
  • ファミクロで衣類は隠す収納+見せるボックス

など、“見た目”と“使い勝手”の両立が満足感の高い家づくりにつながります。


宮崎ならではの収納の工夫ポイント

① 湿気・カビ対策が必須!

宮崎の梅雨時期は長く、湿度が高くなりがち。収納内部の換気や通気を意識するだけでも、モノが傷みにくくなります。

✅ 通気口付きの収納扉
✅ オープン棚で風が通る工夫
✅ 除湿アイテムの活用や外部収納の通気対策 など

② 帽子・サングラス・アウトドア用品の収納も忘れずに

宮崎は日差しが強く、帽子・サングラス・外遊び道具を日常的に使うご家庭も多いはず。玄関近くの収納や土間収納(シューズクローク)が大活躍します!


まとめ:収納で片付く家は「暮らしやすさ」のカギ!

収納はただ“量を確保”するのではなく、使う場所に、使いやすくが大切。

片付けやすい家は、家族みんなが“自然とキレイを保てる家”につながります。

もし、これから家づくりを始めるなら、家族の暮らし方を一緒に見つめ直しながら収納を計画していくことをおすすめします!


📌 次回予告(第5回):「お風呂は1坪タイプ?もっと広くする?理想のサイズと配置とは?」
→ 見た目以上に暮らし心地に影響する“お風呂の選び方”を深掘り!