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主役は誰か?WBCと家づくりに見る“時代の主導権”・・・?!

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弊社で家を建てられるお客様の中には、
まだ少数ではありますが、

「家にTVアンテナはいりません!」

とおっしゃられる方がおられます。

理由をお聞きすると、
テレビは番組を見るためのものではなく、
スマホの映像を映すモニターで十分、
ということなのだそうです。

少し前なら、「本当に大丈夫ですか?」
と確認していたかもしれません。

でも今は、
「ああ、そういう時代ですよねー。」
と自然に受け止めている自分がいます。

テレビを持たない生活も、もう特別な

ことではないのです。

むしろこれからは、そちらが当たり前に

なるのかもしれません。

そう感じたのは、来月開催の

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を巡る
ニュースを見たからです。

今回のWBCにおいて、東京プールの試合は

Netflix(ネットフリックス)が

独占ライブ配信だそうです。そして、

その中継制作を日本テレビが受託するという構図です。

この件について実業家の堀江貴文氏は
「日本のテレビ局は完敗だ!」と語りました。

放映権は海外プラットフォーム会社が握り、
日本のテレビ局は制作と宣伝を担う立場なのです。

まるで主役と裏方が入れ替わってしまったような

現象ですよね。

私はこのニュースを見て、
少し複雑な気持ちになりました。

これは単なるスポーツ中継の話ではなく、

“主導権がどこにあるか?”

という時代の変化そのものだと感じたからです。

かつてのメディア業界では
“電波を持つ者”が強い時代でした。

テレビ局が番組を作り、視聴者は

その放送時間に合わせて見る。

そこに疑問はありませんでした。

しかし今の時代は違います。

視聴者は好きな時間に、好きな端末で、
世界中のコンテンツを選びます。

つまり主導権は、電波発信側ではなく
プラットフォーム側へ移ったのです。

この構図、実は最近の住宅業界にも

よく似ています。

ひと昔前までは

「土地を持つ会社」や
「豪華な展示場を持つ会社」や
「広告宣伝費を大量投入できる会社」など

が主導権を握っていました。

しかし今はどうでしょうか。

お客様はスマホ一つで性能・価格・

口コミなどを調べ、瞬時に比較検討します。

モデルハウスという“箱”を持つことは、
もはや絶対的な優位ではありません。

では住宅会社界隈の主導権はどこへ

移ったのでしょうか?

私はそれは

「思想(思い)」と「独自性(オリジナリティ)」

だと思っています。

Netflixが強いのも、資金力だけではありません。

世界に通用する独自コンテンツに
本気で投資しているからでしょう。

もし日本のテレビ局が生き残る道があるなら、
強い思想をもって、

日本でしか作れない独自性のある物語(番組)を

磨くこと、そこに尽きるのではないでしょうか?

これは私たち住宅会社も同じです。ハミングホームは

大手のような広告費も、全国ブランドもありません。

けれど、ハミングホームには
宮崎の気候や伝統ある暮らしを知り尽くした

設計力・施工力と、
顔の見える距離での家づくりがあります。

「誰のための家か?」ここを見失わないことや

大量生産ではなく、一棟一棟に思想を込めることが

大事だという信念を持っています。

もし私たちが作業だけを請け負う存在になれば、
それはもう終わりだと私は思っています。

ですので、ハミングホームは下請けはしません。笑

それは制作会社になったテレビ局と同じ立場に

なると思われるからです。

だからこそ私は、地域工務店であることを

誇りに思っています。

規模ではなく、思想と独自性で勝負する。

時代が変わるとき、主導権は必ず移ります。

「誰のために家をつくるのか?」

主役は、
そこに住まわれるお施主様ご家族なのです。

この原点を見失わない限り、これからも

ハミングホームは「世界で一番幸せな居場所」を

造っていく事でしょう!

WBCのニュースを見ながら、
そんなことを考えたのでした。