お彼岸も過ぎて、少しは秋らしくなって
きたように思えます。
それでもまだ、最高気温が30度を超える
日もあるので注意が必要ですね。
先日の日曜日は、ハミングホームが公式
スポンサーとなっている、女子サッカー
チームのヴィアマテラス宮崎のホーム戦が
新富町で開催され、私も応援に行ってきました。
結果は1-1の同点で終わりましたが、
選手たちが試合終了のホイッスルまで全力で
フィールドを駆け回っている姿を見てると
私もパワーをもらえました!
以前はスポーツ観戦なんて・・・と思っていた
私ですが、こんなに楽しいものだと最近になって
気づいて、もっと早く観戦に行っておけば良かった!
と後悔しています。笑
さて日々お客様と打ち合わせをしていると、
「世代によって家づくりの価値観はずいぶん
違うなぁ」と感じることがあります。
最近は平成生まれのお客様が多くなってきました。
(初めて平成生まれのお客様を対応したときは
ショックを受けましたね。笑)
私自身は昭和生まれですが、平成世代の
お客様と話していると、その違い(新しい考え)に
驚かされる(気づかされる)こともしばしばです。
今日は、昭和・平成、それぞれの世代のお客様が
大切にしている「家づくりの価値観」を、
少し比較してコメントしてみたいと思います。
昭和世代の家づくり:とにかく「頑丈で広い家」
昭和世代のお客様に多いのは「頑丈で、
長く住める家が一番」という考え方です。
戦後の復興や経済成長を経験し、
「自分の家を持つこと」が人生の大きな目標だった
世代です。
だからこそ「瓦屋根」「しっかりした柱・桧(ひのき)
などの木材へのこだわり」、
「家でお祝いなどのイベントができる広さ」に
価値を置かれる方が多かったです。
実際に、私が担当した昭和世代のお客様は
「多少日当たりが悪くても客間があった方がいい。
とにかく丈夫で、孫の代まで住める家が欲しい」と
いうお客様が多かったです。
(もちろん今もですが)耐震・耐久性能を重視し、
100坪以上の広い敷地を希望されるのも
昭和世代らしい特徴だったと思います。
子供部屋は最低6畳が多かったですね。
(今はほとんどが4.5畳くらいが多いです)
平成世代の家づくり:バランスと「暮らしやすさ」
一方、平成世代(30代)のお客様は
「頑丈さ+快適さ」のバランスを求める方が多いです。
- 共働きが当たり前のライフスタイル
- リビング動線、リビング階段のプランの希望
- 家でBBQや、簡易プールも楽しみたい
- 無駄のない水回りの動線計画
- オシャレでカッコいいSNS映えするデザイン
こうした背景から、「省エネ性能で光熱費を抑えたい」
「家事動線を短くして時短したい」といった
“暮らしやすさ”が重要視されます。
あるご夫婦は、「家事動線を短くして、
子どもとの時間を増やしたい」とご要望されました。
結果、キッチンから洗面・ランドリーへ一直線で
つながる間取りをご提案したところ、
「理想的で、これなら生活が楽になりそうです!」と
大変喜ばれました。
平成世代の家づくりは、家そのものよりも
「暮らしの質」を高めることに価値を
見出しているのだと感じます。
もちろん、最先端の高気密高断熱住宅+太陽光
設備搭載も圧倒的に人気です。
今、ほとんどの20代後半から30代ののお客様は
「SNSで見たインテリアにしたい!」と打ち合わせで
話されます。
同時に「電気代が心配だから、ZEH仕様にして
蓄電池も導入したい」と言われます。
デザイン性とエコ性能の両立を求める姿勢(情報収集)に、
時代の変化を感じました。
世代ごとの違いを生かした家づくり
ひと言でいうと昭和世代は「丈夫で広い家」、
平成世代は「バランスと暮らしやすさ」、
令和世代は「自分らしさと未来志向」という
ことでしょうか。
もちろん一人ひとりの考えは異なりますが、
世代ごとの傾向を知っておくと、家づくりの話が
よりスムーズに進みます。
大切なのは、「どの世代にも共通する価値」があること。
それは “家族が安心して長く暮らせること” です。
私たちハミングホームは、昭和から続く大工の技術を
ベースに、平成・令和の世代が求める快適性やデザイン性を
融合させた家づくりを心がけています。
まとめ|あなたの世代に合った価値観で家づくりを
- 昭和世代:頑丈さ・広さ・家族の同居を重視
- 平成世代:暮らしやすさ・家事ラク・省エネ性能を重視
- 令和世代:自分らしさ・デザイン性・未来志向を重視
世代によって価値観は異なりますが、私は最終的には
「家族の幸せを守ること」が家づくりの共通ゴールです。
そのためには、住む人にやさしく、安全で丈夫な家づくりが
まずは大前提にくると思っています。
これから家づくりを検討される方は、ご自身や
ご家族の価値観を整理しつつ、ぜひ
「家づくりなんでも相談室」でお気軽にご相談ください。
世代を超えて安心できる家づくりを、一緒に考えていきましょう。