ようやく、という訳ではありませんが、
私の仕事の方も通常モードになってきました。
これから波に乗るように仕事を進めていきたいと
思っております。
そうしたところ今朝、ハミングホーム事務所に
電話があり、防音工事のお申し込みがありました。
聞きましたところ、私が小学生の頃に私の父が
建てた家の、子供さんからのご依頼でした。
これまで、アフターや不具合の依頼を受けた
事が無かったので、(想像するに)私の父が
当時からしっかりとした家を造ってきて、
お施主様もその家を大事に住まわれていた
ということが分かります。
重要ポイントは、住宅会社がしっかりとした
家を造って、お施主様がそれを大切に大事に
住んでこそ、家は「高耐久」という恩恵を
返してくれるものだということです。
今度は私どもの方でその大切な家を
扱わせていただけることに、喜びを
感じた次第です。
一番マグロに見る「価格」と「価値」――家づくりにも通じる話
さて、今回は時事ネタで私が感じたことを
書いてみます。
新春恒例のニュースとして、新年早々大きな話題と
なったのが、豊洲市場の一番マグロの初競りです。
6年ぶりに主役の座に戻ってきたのは、
「お寿司といえば!」でお馴染みの すしざんまい。
そして、その象徴的存在が 木村清 社長さんです。
今回落札されたマグロは約243キロで、
その価格は、なんと5億1030万円!
史上最高額だそうです。ビックリされた方も
多いのではないでしょうか?
正直なところ、私も
「さすがに行くところまで行ったな…」という
印象を持ったのが本音です。笑
宮崎牛の最高値が数千万円規模であることを考えると、
5億円という数字がいかに突出しているかが分かります。
(和牛の重さは、マグロの約2倍程度だそうです)
価格は“異常”だが、価値は“象徴”
もちろん、この5億円がマグロそのものの味や品質だけを
反映した価格だとは、誰も思っていないでしょう。
ここには、「日本一」「縁起物」「話題性」「広告効果」といった、
さまざまな意味が含まれています。
言い換えれば、これは商品そのものの価格というより、
「価値への投資」なのだと思います。
初競りで一番マグロを落とし、世間の注目を一気に集める。
それによって「すしざんまいは健在だ!」という
メッセージを、国内外に強烈に発信する。
そう考えれば、この競りは単なるイベントではなく、
極めて戦略的な経営判断なのかもしれません。
インフレとグローバル化の波
今回の初競りを見ていると、インフレが確実に進んでいることを
実感させられます。
バブル期を思わせるような熱気、そして金額のインパクト。
「景気はまだまだ上向くのでは?」と感じた方もいるでしょう。
同時に、マグロ市場が完全にグローバル化して
いることも忘れてはいけません。
過去には香港発の寿司チェーンが参入した例もあり、
今後も海外資本がこの市場を狙ってくるのは自然な流れです。
だからこそ、日本の寿司文化を象徴する存在が、
一番マグロを競り落とし続けてほしい――
そんな気持ちになるのも、分かる気がします。
家づくりも「価格」だけでは測れない
さて、この話を聞いていて、私はふと家づくりのことを
考えました。住宅の世界でも、
「ハミングホームの家はいくら位ですか?」
という質問は、必ず最初に出てきます。
もちろん、価格はとても大切です。
ですが、それだけで家の価値が決まるわけではありません。
・どんな土地に建っているのか
・どんな職人が、どんな想いでつくっているのか
・建てた後、何十年と安心して暮らせるのか
こうした要素は、見積書の数字だけでは表せません。
私は可能な限り、家を安く造れるように企業努力は、
常に欠かしていませんが、他の住宅会社と価格で比べての
住宅会社の選択はお勧めしません。
何故なら、それは住宅の品質や耐久性に簡単に
影響されてしまうからです。
「高い家」と「高くついた家」は違う
私たちの仕事で一番怖いのは、
「安く建てたつもりが、結果的に高くついてしまう家」です。
・修繕費がかさむ家
・光熱費が想像以上に高い家
・住み心地にずっと不満が残る家
(すぐにリフォームしないと不便な家という意味です)
こうなってしまうと、家は資産どころか負担になってしまいます。
一番マグロの話は極端ですが、
「価格」と「価値」を混同してはいけない、という点では、
家づくりもまったく同じだと感じます。
宮崎の地元工務店として思うこと
私たちハミングホームは、5億円の家を建てたことは
ありません(笑)。
(もちろんご要望があれば、すぐにでも対応できます。
いつでもどうぞ!)
ですが、値段ではなくハミングホームの家づくりは
宮崎の気候や暮らしを知り尽くした上で、
「そのご家族にとっての一番の家」をつくることができます。
家自体の派手さや話題性はなくても、
「ハミングホームにして良かった!」
そう長年その家に思ってもらえる価値を積み重ねていく。
今から40年以上前に建てさせていただいたお客様から、
「リフォーム(防音工事)も、もちろんハミングホームで!」
とご用命いただいたこと。
お客様がハミングホームの家の価値が分かられての
ことだと、今朝はとても嬉しく感じました。