今日(11月11日)は言わずと知れた
『ポッキーの日』ですね。
だから何?と言われても困りますが。笑
さて、そろそろ見えてきた年末に向かって、
住宅業界では今年の補助金関係も終わりが
見えてきたものも多く出てきております。
しかしながら、すでに来年の国の補助金も
出るのが確定しているという情報を得ましたので
ここにご紹介します。
まずは新築を建てられる方にとっていわゆる、
ZEHの家を建てようと思われている人には、
国から、
「せっかく家を建てるのだったら、高気密高断熱の
家を建てればいいじゃん。そうすれば補助金を出して
あげますよ!」
という理由で、来年もZEH住宅のとき45万円、
ZEH+住宅のときは80万円の補助金がでるそうです。
(申し込みなどの日程はまだ発表されていませんが、
予算と、補助額の内容は発表されています)
次に、リフォームをお考えの方には、その内容にも
よりますが、おおよそ工事費の3分の1程度の補助金が
出るようになるとの事です。
ですので、新築・リフォームをお考えの方で、
「補助金が出るうちになら、やってみてもいいかな?」
という方は、今から計画をされても良いのではないかと
思った次第です。
お問い合わせはお気軽にハミングホームまでどうぞ!
さて、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
今度宮崎市内でオープンするラグジュアリーホテル、
「スリークアーバンホテル宮崎」はご存じでしょうか?
サウナ付きのスイートルームなど、宮崎市の中心部に、
これほどクオリティの高いラグジュアリーホテルが
オープンすることに、正直とても驚きました。
というのも、これまで宮崎市内の宿泊といえば、
ビジネスホテルか郊外リゾートのどちらかで、
繁華街そばの上質なホテルがほとんどなかったからです。
青島方面や一ッ葉方面には有名なリゾートホテルが
ありますが、実際には宮崎にゴルフなどで来られて、
「ゴルフや観光帰りに繁華街で食事をして、
そのまま徒歩でホテルへ」という動線には向いていません。
一方で、ご存じの通り宮崎は、ゴルフ場やマリンスポーツ、
グルメなど観光資源が豊富です。
それにもかかわらず、
「街中からすぐそばでラグジュアリーに泊まれる場所」
が不足しているとは思っていました。
これは、宮崎の盲点だった“伸びしろ”そのものだと感じました。
そして、この視点は、家づくりにも通じるものがあります。
私は常々、「宮崎は素材は一流、インフラは三流」と
感じてきました。
気候は恵まれ、自然も豊かで、人も温かくて優しい。
しかし、観光客から見ると、街中の導線や駐車場環境、
宿泊施設など“体験の質”が追いついていない場面を
よく目にしてきたからです。
宮崎の観光地に行っても、接客は田舎そのもので残念、
と感じたことも多かったです。(人間性が良いという
意味です。すみません^^)
これは住宅においても同じです。
宮崎は高温多湿・強い日射・台風という特殊な環境です。
“全国基準の住宅”ではなく、“宮崎専用設計の住宅”で
なければ、数十年先まで快適に暮らすことはできません。
私たちがZEH住宅やGX志向住宅、耐台風性・塩害対策を
重視してきたのは、まさにこの理由からです。
お客様からもよく言われます。
「宮崎は西日が強いから・・・」
「台風の風向きによって風当たりが全然違うとよね・・・」
住んでみて初めて気づく“宮崎ならではの条件”が実は多く
あるのです。
だからこそ、地元の工務店が果たす役割は非常に大きい。
住宅とは単なる建物ではなく、地域の未来の器でも
あるからです。
街の魅力が高まれば、人が集まり、商店が活気づき、
観光客の滞在時間が長くなる。
その基盤となるのが、住まいの質であり、
街並みの質であり、暮らしの質です。
宮崎は、宮崎ブーゲンビリア空港から市街地までの
距離が短く、
すべてが“コンパクト”にまとまった地域です。
だからこそ、
「街で泊まり、街で遊び、街を歩く」
という博多のような“コンパクトシティ型リゾート”が
成立すると思う訳です。
その価値を最大化するのは、建築・不動産の力です。
例えば――
街中の古い建物のリノベーション、
高齢化に伴う住み替え需要、
サウナ付きの一棟貸し宿泊施設、
空き地を活用した駐車場や店舗、
二拠点居住を見据えた住宅など、
これらはすべて「地域工務店だからこそできる挑戦」
です。
そしてもうひとつ、私たちは
“宮崎の暮らし方をデザインする”立場でもあります。
住宅は完成後が本番です。
風が強い夜でも、猛暑の夏でも、冬の冷え込みでも、
そこに住む家族が安心して笑顔で暮らせる家であること。
これは流行のデザインだけでは実現できない価値です。
宮崎の住宅業界は、これから確実に変わっていきます。
人口減少や資材高騰という厳しい現実がある一方で、
二拠点居住、ワーケーション、移住者増加、
観光名所はあってもインフラ不足という
“新しいチャンス”も生まれています。
だからこそ、私たちハミングホームも変わらなければいけない。
ただ家を建てる工務店ではなく、
地域の資産価値を高め、宮崎の未来をつくる存在を
見越して営業活動をしなくてはならないと思っています。
そうすれば、少しでも人口減少を食い止めることが
出来るような気がしています。
宮崎は、まだまだ伸びる地域だと私は思っています。
その可能性を信じ、これからも地元に寄り添いながら、
「宮崎で良かったと思える家づくり」を続けていきます。
宮崎へ移住・定住をお考えの方もぜひ、お気軽に
ハミングホームまでご相談くださいね。