九州の南では、台風24号が迷走しております。
台風も何か悩みでもあるのではないか?と感じている私は、
「悩みがあるなら聴いてあげたい!」
と密かに思っております・・・。笑
さて先日、ネパール北部の中国・チベット自治区との国境地帯で大規模な土石流が発生して、もう10日ほどになります。
山の上から大量の水や土砂が一気に押し寄せ、街を飲み込んでいく映像を見て、自然災害の恐ろしさを改めて感じられた方も多いのではないでしょうか。
私はこの災害をニュースで目の当たりにして、これから土地を購入して家を建てようと思っている人に、ぜひお伝えしたいことがあります。
それは、「最初から危険と思われる土地を選ばない!」
ということです。
もちろん、すでにその土地に暮らしている方には、仕事や家族、先祖代々の土地など、簡単には離れられない事情があります。
だからこそ、これから土地を選べる人には、ぜひ考えていただきたいのです。
宮崎も台風、大雨、河川の氾濫、土砂災害、そして南海トラフ地震や津波など、考えておかなければならないリスクがあります。
土地を探していると、「広いのに安い!」であるとか、
「学校に近い!」、「通勤に便利!」
といった魅力に目が向きがちです。
もちろん、それらも大切です。しかし、その前に、
「大雨が降ったら、この土地はどうなるだろう?」
「近くの川が氾濫したら家が浸水する可能性は高いのか?」
「大きな津波が来ても大丈夫か?」
という視点をも、ぜひ持ってほしいと思います。
そのためにはハザードマップを確認する。土地の高低差を見る。周辺の川や崖、水路を確認する。
それだけでも分かることはたくさんあります。
さらに、私たちのような地元の住宅会社だからこそ、
「この辺りは昔、大雨のときに水が出て浸水したことがありますよ。」
といった、地域ならではの情報を知っていることもあります。
家は30年、40年、場合によっては50年以上住み続ける場所です。
今日、築23年ほど経ったお客様宅へ、リフォーム工事のご相談に行ってきました。
ハミングホームで建てられたお家ではありませんが、数年前からリフォームなどでお世話になっているお得意様です。
そこで旦那様が、
「私たちが住まなくなった数十年後も、この家を息子に譲って、ずっと住み続けてもらいたいと思っているんです。」
と話してくださいました。
この言葉が、とても印象に残りました。
木造住宅も、適切なメンテナンスを続けていけば、50年以上住み続けることは十分可能です。
だからこそ、今日のお客様は今の自分たちのためだけではなく、将来この家を受け継ぐ息子さんのことまで考えて、今から定期的な改修やメンテナンスを計画されておられるのだと感じました。
そして考えてみれば、受け継がれるのは「家」だけではありません。
その家が建っている「土地」も一緒に次の世代へ受け継がれていくのです。
そう考えると、最初の土地選びがいかに大切なのかが分かります。
もちろん、災害を100%防げる家も、100%安全と言い切れる土地もありません。
だからこそ、
「もし災害が起きたら、この場所はどうなるだろう?」
と、土地を買う前に一度立ち止まって考えてほしいと思います。
そして、目ぼしい土地の候補を見つけられたら、契約する前に私たち住宅会社へ相談されることをお勧めします。
私たちハミングホームも、間取りや価格だけではなく、土地選びの段階からお客様と一緒にリスクを考えていきたいと思っているからです。
何十年後、そして次の世代になっても、
「ここに家を建てて良かったね!」
と家族で言っていただけること。
それこそが、本当の意味での「安心できる、安全な家づくり」なのだと、今日のお客様との打ち合わせを通して改めて感じたのでした。