私が子供の頃、初めて触れた「漫画(コミック)」といえば、『ドラえもん』です。
今でも、何でも望みを叶えてくれる!というなら、
「自分専用のドラえもんがほしい!」
と答えます。笑
それはさておき先日、中国・北京で開催された「世界人型ロボット運動会」のニュースを見て、思わず驚いてしまいました。
人型ロボットたちが走ったり、格闘技をしたり、さらには家事や接客などの作業までこなしているというのです。
中でも驚いたのが100m走。
大会途中では9秒台だった記録が次々と更新され、決勝ではなんと8秒64!!
もちろん人間の陸上競技とは条件が違いますが、タイムだけを比べれば、ウサイン・ボルトの世界記録9秒58を大きく上回っています。
しかも昨年の同大会では21秒50だったそうです。
わずか1年でこの進化です。最近のAIやロボットを見ていると、
「ドラえもんのようなロボットが普通にいる時代が、本当にやって来るのでは?」
と思えてきます。
特に注目されているのが「フィジカルAI」と呼ばれる分野です。
これまでのAIは、文章を書いたり、画像を作ったり、質問に答えたりと、主にパソコンやスマートフォンの中で活躍していました。
それが今度はAIがロボットの「頭脳」となり、現実世界で物を運び、組み立て、人間の代わりに作業する時代へと進みつつあります。
そうなると、私たち建築業界も無関係ではありません。
現在、建築業界では職人不足や高齢化が大きな問題になっています。
もしかすると将来、
「今日はロボット大工さんが現場に入ります。」
なんていう日が来るかもしれませんね(笑)。
私は、それ自体は悪いことではないと思っています。
重い資材を運ぶ、高い場所で作業する、単純な作業を繰り返す。
そういった仕事をロボットが担ってくれれば、職人さんの身体への負担や事故のリスクを減らすことができます。
人手不足を補いながら住宅の品質を安定させるという意味でも、積極的に活用していくべきでしょう。
今日は現在新築工事打ち合わせ中のお客様と間取りプランの相談でした。
前回のヒアリングがしっかり出来ていたからか、お客様からは
「こちらの要望がすべて詰まっていて良い間取りです」
と、お褒めの言葉をいただきました。
そのうち私も、AIが考える間取りプランに負けてしまう日が来るかもしれません。(泣)
でもどれだけAIやロボットが進化しても、
「この人に家づくりを任せたい!」
と思っていただける信頼関係まで、簡単に機械へ置き換わるとは思えません。
だからこれからの工務店に必要なのは、
AIやロボットと競争することではなく、それらを上手に使いながら、人間にしかできない仕事をもっと大切にすること
ではないでしょうか。
ドラえもんの誕生日(の設定)は2112年9月3日です。
まだ80年以上先です。
その頃には、人間とロボットが一緒になって家を建てているのが当たり前になっているかもしれませんね。
残念ながら私は、その現場を見ることはできそうにありませんが(笑)。
それでも、新しい技術を恐れるのではなく、
「お客様の幸せな家づくりのために、どう使えるだろう?」
という視点だけは、これからも持ち続けていたいと思っています。
ですので、もし本当にドラえもんが現れたとしても――、
家づくりを全部任せるのではなく、ハミングホームの優秀な社員として一緒に働いてもらいたいですね(笑)。