厳しい残暑が続いております。
そんな中、先日私が会社で使っている
パソコンのマウスが壊れたみたいで、
朝から全く反応しなくなりました。
電池を交換してもダメだったので、新しい
マウスを購入して接続したところ、これも
反応せずに使えませんでした。
すぐに購入した販売店に持って行ったところ、
お店のパソコンでは正常に作動していました。
仕方ないので、そのまま再度持ち帰り、
私のパソコンをチェックしてみたところ・・・、
パソコンの電源が入っていませんでした。笑
そして電源をオンにしたら、前のマウスもきちんと
動いてくれました。
まぁ、予備のマウスが手元に残ったという訳です。
内勤のスタッフからは「社長らしいですね・・・」と
励まされ(?)ました。笑
・・・きっと残暑のせいです。
「実るほどこうべを垂れる家づくり」
さて先日、とても感銘を受ける記事を読みました。
ビートたけしさんのお兄さん、北野大さん(83歳)が
語られた、お母さまの「さきさん」からの
教えについてです。
実は私は過去に2回、北野大さんの講演を拝聴した
ことがあります。とてもお話が上手で、声も話し方も
ビートたけしさんと似ていた覚えがあるのですが、
話しの内容も、その一つひとつが人生の
道しるべのようで、家づくりにも通じる
ところがあるなぁと感じましたので、
今日はそれを皆さまと共有したいと思います。
謙虚さが人を惹きつける
「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」
稲穂が豊かに実れば実るほど頭を垂れるように、
人も成功すればするほど謙虚であれ、
という意味の言葉ですね。
私は家づくりの現場で、まさにこれを実感します。
大工さんや職人さんが一生懸命手をかけたときほど、
「自分の仕事はまだまだです」と頭を下げられる。
その姿勢が、住まいの完成度をさらに
高めていくのだと思わされます。
威張らないことの大切さ
北野大さんのお母さんの言葉の一つで
「自慢高慢バカがする」と紹介されました。
この一言も鋭いと思います。
家づくりでは、打ち合わせでお客様の意見を
よく聞いて「どうすれば理想に近づけるか」を
一緒に考える、その姿勢こそがプロであるし
信頼につながると思うのです。
ハミングホームの自慢話なんて、2の次で良いのだ!
と、この話を聞いて感じて反省しました。笑
誘惑に負けない誠実さ
「一杯の酒に城が傾く」
これは賄賂のたとえですが、家づくりでも
似た場面があります。「安い材料を使えば利益は出る」
という誘惑です。しかし、そこで手を抜けば、
将来大きな不満や問題になり、築いた信頼は
一瞬で崩れてしまいます。
私たちは創業以来56年以上、地元に
根差してきました。だからこそ、正直で
誠実であることが何より大切だと思っています。
足るを知る心
「上見ればほしいほしいの星だらけ。
みの着て暮らせ、おのが心に」
家づくりも同じです。最新設備や豪華な仕様は
際限なく欲しくなります。
上を見たらきりがありません。
しかし「本当に必要か?」と立ち止まることが
肝心です。
限られた予算の中で、暮らしやすさを優先する方が、
結果として長く愛される住まいになるというのが
私の経験論でもあります。
苦労は未来の財産
「若い頃は、苦労は買ってでもしろ」
私は若いころ、東京での建設会社に勤務していた頃の
一応の苦労をしてきたことが今の自分の基礎に
なっています。
お客様の中にも、若いうちに思い切って
家づくりをされる方がいらっしゃいます。
住宅ローンや間取りの検討で大変な思いをされますが、
将来必ず「やってよかった」と財産になります。
このブログでもよく書いていますが、家賃はいくら
払っても大家さんの収入です。
さらには子供と過ごせる期間というのは限りが
あるというのは、私も体験しています。
言葉は「預ける」
北野さきさんは、息子に
「今は分からなくてもいい、言葉を預けておく」
と伝えられたそうです。
私はこの「預ける」という感覚がとても好きです。
家づくりでも同じで、若いお客様に
「将来きっと役立ちますよ」とお伝えすることが
あります。
今すぐ理解できなくても、10年後、20年後に
「岩下社長が言ってた通りだった」と思っていただけたら
嬉しいですね。
先日は、リフォームのご相談でお客様から、
「あの時、無垢板での腰壁を採用してもらって、今では
本当に良かったと毎日見るたびに喜びを感じます!」
と言われて、私も嬉しくなりました。
行動で誠意を示す
さきさんはビートたけしさんの人間関係を守るため、
草加せんべいを抱えて芸能人の楽屋を訪ねられていた
そうです。言葉だけではなく、行動で示す誠意。
これは家づくりでも同じです。
私たちは「お客様のため」と言うだけでなく、
現場を常に整理整頓し、近隣への挨拶を欠かさない。
その積み重ねが信頼を築いてくのだと続けています。
感謝される努力を続ける
また北野大さんは
「元気なうちは努力して“ありがとう”と言われたい」
と語っておられました。
私も同じ思いです。家を建てていただいたお客様から
「ハミングホームで良かった」と言われることが、
何よりの喜びです。
私自身も一日に10回以上、「ありがとう!」と
いう事を自分自身にノルマとして課しています。
振り返ると、北野大さんとお母さまの教えは、
そのまま家づくりにも人生にも通じる普遍的な
言葉だと思えました。
謙虚さを忘れず、誠実に、欲を抑え、
若いときの挑戦を大切にし、人に感謝される生き方を
続けていくことをこのお話しから学びました。
私もまた、地域に根差した工務店の一員として、
この教えを胸に刻みながら歩んでいきたいと思います。