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なぜ「オカマ」と呼ばれていた時代を告白するのか?!・・・

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今だから告白する訳ではありませんが、

 

私は小さい頃から気が弱く、なよなよしていて、

小学校時代には、「オカマ」「オカマ」と

同級生にいじめられていたくらい女の子らしい

一面を持っている子供でした。

 

(今の私しか知らない人は、「信じられない」と

言われますが・・・)

 

いじめる同級生の中には、私がどうして「オカマ」

なのかを調べたがる人がいて、

 

私の両親の結婚記念日が4月4日、という事を

発見して、

「まさとのオカマの原因が分かった!」

とさらに吹聴されたりしておりました。

 

(一般的に、4月4日は「オカマの日」と

なっているようです。3月3日と5月5日の

真ん中だからだそうです)

 

そんな私は、それこそ女っぽい「気の優しい」

ところがあって、親友が学校を休んだら

学校から帰って、親友の自宅に花を持って

いってあげたり、誕生日にプレゼントを

あげたりもしておりました。

 

当時、男子でそこまでする子はあまり

いなかったと自分でも思います。

 

そんな私ですので、小学校時代から、

それこそ両親の結婚記念日や、誕生日にも

自分からプレゼントをあげる習慣が

ありました。

 

あれは、中学1年生の頃の母の日

だったと思います。

 

夕方、母にカーネーションを買ってあげようと

思って、近所の花屋さんに行きました。

そしたらもう夕方だったからか、

きれいな赤やピンクのカーネーションは

ほとんどなく、

 

寄ってきた店員さんが、「この(赤の)

カーネーションにしましょうか?」

と聞かれたのでとっさに、

 

私「いや、こっちの白のカーネーションに

してください。」

と言って、恥ずかしかったので下向きに

うつむきました。

 

そしたら店員さんが、ハッとした表情で

それからは無言でその「白いカーネーション」を

包んでくださいました。

 

その、白いカーネーションを自宅に持って帰り、

夕食時に母に渡しました。

 

そしたら母が優しい口調で、

 

「白いカーネーションは、お母さんがいない

家庭が買う色じゃないの?」と。

 

そう言われて、私も「そぅじゃったー」と

その時に初めて、あの時の店員さんの影のある

対応をしてくださった意味が分かったのでした。

 

毎年この時期には、白いカーネーションを買った

あの時の母の日の事を思い出してしまいます。

 

もちろん、それ以降、白いカーネーションを買った

ことはありません。(笑)

 

これをご覧の皆さんも、素敵な母の日を

お過ごしください。