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この家は世界遺産に登録申請するべきか?!・・・

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今日は、雨は降らなくとも、蒸し暑い一日

でしたね。

曇り空だからこそ、こんなに蒸し暑いのでしょうが、

これが晴れたら、今度は暑い、暑い、と

なるのでしょうね。

 

でも暑くとも、早く梅雨が明ける事を願って

おります。

 

そういえば、最近はテレビのCMで「桃屋のつゆ」の

宣伝を見なくなりましたね? 何ででしょう?

 

さて、昨日は夕方から、今から17年前に弊社で

新築をされたお客様宅へ、アフターの訪問でした。

 

築17年も経つと、多少なりとも不具合と言うのが

生じてまいります。

もちろん、アフターの連絡を受けてから、すぐに

その日のうちに私も訪問して、処理しておりましたので、

昨日は、その際に会えなかった旦那様と

久しぶりの対面でした。

 

すると、旦那さんから、

「隣に建っている実家は、お父さんに今から45年前に

建ててもらったのに、いまだに「不具合」が生じて

ないよ!それなのに、17年前に建てた我が家は

不具合が生じてしまったねー・・・。」

 

とのお言葉でした。

もちろん、弊社の施工や材料に、欠陥があった訳では

ありません。

何でも半永久の材料が無いように、老朽化による

不具合だったのですが、

 

私の父が建てた家は、今でも頑と建っていて、

大した不具合も無いというのです。

 

それはそれは、当時の施工技術が相当

素晴らしかったとしか言うしかありません。

屋根替えもしてないのに、雨漏り一つもないし、

建具の建てつけも、特に悪くなっていないそうです。

 

うーん、これは、世界遺産に登録申請するべきか?(笑)

 

父は今でも健在ですが、昔からよく話していたことが、

 

「少しでも丈夫で長持ちする家づくりをしなきゃダメだ!

でないと、お客様に金銭の負担が生じてしまうから。」

 

「木と言うのは、製材されて家の材料になっても、

呼吸をしているから、木の呼吸を妨げるような

使い方をしてはいけない!」

 

「うちらの仕事は、数十年経ってから初めて

評価されるもんだから、地道にコツコツと

仕事をして、信用を得るしかないのだ。」

 

と言うようなことを、何度も話を聞かされてきました。

 

今になって、その意味が分かるように

なってきましたね。

 

日本の風土には、やっぱり木造住宅が一番

適していると、私は思いますし、

これからも、父の跡を引き継いでいこうと

思っております。