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あま酸っぱい、お盆休みの思い出!?・・・

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(特別な)お盆休み明けとなりました。

皆さんはどんなお休みを過ごされたこと

でしょうか?

 

また、引き続いて厳しい残暑が続いて

おります。今はピークを過ぎた頃でしょうが、

 

これ以上熱中症などの被害が増えない事を

願うばかりです。

 

さて今日は、通信手段のお話しです。

 

その大昔は、「伝書鳩」という鳥に手紙を

託して、連絡を取っていたようです。

 

それから時代劇などで拝見する「飛脚」という

職業もあったようですね。(飛脚が分からない

人はググってくださいね)

 

水戸黄門では「風車の弥七」が知りたかった

情報を風車に結んで届けてくれていたようですが、

これは現実的ではありませんね。

 

それからすると、電報や電話は歴史からすると

つい最近の通信手段だということがうかがえます。

 

それまでは、通信手段と言えば「手紙」の時代が

長かったのだと思います。

 

昔は(私が高校生くらいまで)、雑誌を買うと、

最後の方のページに「文通希望コーナー」が

ありましたが、覚えている人はいるでしょうか?

 

同じ趣味の人どうしで、手紙を通じて情報交換

などをすることを「文通」といい、相手のことを

「ペンフレンド」と呼んでいました。

 

爆風スランプというバンドの「大きな玉ねぎの

下で」という曲は正に文通相手との交流を

描いた作品です。(知らない人はぜひ検索を!)

 

実は、私が中学時代に長野県の同級生の女の子

(Mちゃんとします)と「文通」を

していたことは、おそらく妻も知らないと思います。笑

 

でも、高校受験前にいろいろと忙しくなった頃、

私から返事を書かなくなって、いつしか自然消滅

してしまったのでした。

 

それから10年近く経ち、私も社会人となりました。

そんな、ある年のお盆休みに、長野県にバイクで

ツーリングに行きました。

 

(ここまでで、次の展開が読めるでしょうか?笑)

 

初給料でバイクを買ってから、長期の休みのたびに

全国をツーリングに行くのが前職の現場監督時代の

私の、大きな楽しみだったのです。

 

長野県に「諏訪湖」という湖があって、私が好きだった

バンドがそこでコンサートをしたというのを聞いていて、

一度、諏訪という土地に行ってみたかったのです。

 

そこで、長野県と言えば・・・と、文通していたあの子

(Mちゃん)の事を思い出し、アホな私は突然の思い付きで

 

「会ったことも無いMちゃんの家を訪ねてみよう!」

と思い立ったのです。今思い返しても、「無謀」という

言葉しか思い出せません。

 

今の時代では、スマホで簡単に連絡が取れるかも

しれませんが、当時はもちろん、Mちゃんとは文通のみ

だったので電話番号も知らず、話したこともありません。

 

ただ、住所だけを頼りにバイクでMちゃんの住む街に

バイクで向かったのでした。「ひょっとしたらもう、

 

私の事など忘れているかも?」とは考えなかったのか。

きっと考えなかったのでしょう。

 

そもそも、もし会えたとして、一体どうするつもり

だったのか?⇒この真相は今でも謎のままです。

 

今ならスマホで住所を入力したらすぐに画面で案内して

くれるのかもしれません。でも当時は地図を見ながら、

近くまで行って、その地域の郵便局に訪れて、

 

「すみません。この住所のお家を教えてください。」

と言って、家への道を教えてもらった覚えがあります。

(今では個人情報で教えてくれないでしょうね)

 

そしてついに、Mちゃんの家への行き方が

分かると同時に、私の胸の鼓動も高まりました。

 

(・・・次回へ続く)