こんにちは!ハミングホームの武田です。
このシリーズでは、平屋と二階建てのメリット・デメリットを書いてきました。
今回は、子育て世代が選ぶのはどちら?という点について考えていきたいと思います。
家づくりで「平屋か二階建てか」を考えるとき、子育て世代にとって大切なのは「家族がどのように過ごすか」「成長にあわせて柔軟に対応できる間取りかどうか」。
小さな子どもがいる今、そして思春期を迎えるこれから。
平屋・二階建てそれぞれのメリット・注意点を、子育ての視点で解説します。
■ 小さな子どもがいるなら「見守れる間取り」が安心
平屋の最大のメリットは、ワンフロアで家族がつながる暮らしができること。
子どもがどこにいても目が届きやすく、家事をしながらでも自然と会話が生まれます。階段の上り下りがないため、ケガや事故のリスクも少なく、安心感が魅力です。
■ 成長とともに「プライバシーの確保」も大事にしたい
一方で、子どもが成長して思春期を迎えると、「自分の部屋がほしい」「家族と少し距離を取りたい」と感じる時期がやってきます。
二階建てなら、生活空間とプライベート空間を分けることができ、家族のほどよい距離感を保つのに役立ちます。
■ 家族の変化に柔軟に対応できる間取りがベスト
子育て世代が家づくりで考えたいのは、「今だけでなく将来にも対応できる」柔軟な設計。
たとえば…
- 平屋でも個室の場所や仕切り方を工夫すれば、成長に合わせて使い分けが可能
- 二階建てでも、1階に将来の寝室を用意しておけば、子どもが巣立った後も快適に暮らせる
など、どちらを選んでも“暮らし方”がカギになります。
■ まとめ|家族の「今」と「これから」を見すえた選択を
平屋と二階建て、どちらが“正解”という答えはありません。
大切なのは、家族の生活スタイルや将来のビジョンに合った間取りを選ぶこと。
家族のつながりを大切にしながら、成長や変化にも対応できる住まいづくりを目指しましょう。
💡次回予告:番外編|「やっぱり気になる平屋の建築費用、実は高い?」もお楽しみに!