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【第2回】二階建てのコストメリットと、気をつけたい間取り

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こんにちは!ハミングホームの武田です。

前回は平屋の魅力についてお話ししました。今回は二階建てについてお話します!

~予算を抑えつつ、住みやすい家を建てるために~

「平屋に憧れるけれど、やっぱり予算が心配…」
そんな声をよく耳にします。
実際、限られた敷地で建築コストを抑えたい方にとって、二階建ては非常に合理的な選択肢。でも、だからこそ間取りにはちょっとした“落とし穴”も潜んでいます。
今回は、二階建てのメリットと、設計時に気をつけたいポイントをわかりやすくまとめました!


■ 二階建てのコストメリットとは?

  1. 基礎・屋根の面積が小さくて済む
     → 平屋よりも延床面積に対する基礎と屋根の工事費が抑えられるため、坪単価が割安になりやすい
  2. コンパクトな敷地でも広さを確保しやすい
     → 特に市街地や分譲地では、土地の形や法規制の面で二階建てが有利になることも。
  3. 間取りの自由度が高い
     → 1階と2階で空間を分けられるので、プライベート空間と生活空間を分けやすいのも特徴です。

■ 間取りで後悔しないための3つの注意点

1. 階段の位置と動線設計

  • 家事や育児で1日に何度も行き来することもあるので、階段の配置は生活動線の中に組み込むのが◎
  • 玄関から遠すぎたり、キッチンの裏手などにあると、生活が不便になることも。

2. トイレ・洗面の配置に注意

  • 「2階のトイレを削ってコストダウン」は一見良さそうでも、将来の生活を考えると後悔ポイントになりがち
  • 朝のラッシュ時や、子どもが夜トイレに起きたときのことも想定して。

3. 家族の成長・老後を見据える

  • 子どもが巣立った後や、自分たちが高齢になったときの暮らしを想像して、1階に“完結型”の寝室+水まわり設計を意識するのがおすすめです。

■ 二階建て=暮らしにくい、は誤解!

実は、設計次第で快適さもメンテナンス性も格段に良くなるのが二階建てです。
コストを抑えつつ、自分たちのライフスタイルにぴったりの家を叶えるためには、敷地条件や暮らし方に合わせた柔軟な発想が大切
どちらかに決めつけず、両方のメリット・デメリットを理解したうえで、自分たちにとっての「正解」を見つけてくださいね。