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【一度は行きたい】日本の三大陶器市

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こんにちは!ハミングホームの武田です。

今回は、行ってみたいところ第四弾として、日本の三大陶器市について書こうと思います!

全国のうつわ好きが集まる、年に一度の祭典

雑貨屋さんやカフェに行くと、つい手に取ってしまう陶器のうつわ。
使い心地はもちろん、手ざわりや色味、焼きむらひとつにも「作り手のぬくもり」が感じられて、どこか癒される――そんな魅力がありますよね。

そんな陶器が一堂に会する、日本最大級のイベントが「陶器市(陶器まつり)」です。
中でも有名なのが、日本三大陶器市と呼ばれる3つのイベント。

今回は、その日本三大陶器市(有田・益子・土岐)についてご紹介します

① 有田陶器市(佐賀県)

 場所:佐賀県西松浦郡有田町

 開催:毎年 GW(4月29日〜5月5日)

 来場者数:約100万人

 規模:約400店舗が出店

日本を代表する磁器「有田焼」のふるさとで開かれる、圧巻の陶器市。
1km以上にわたって続く通りに、ずらりと窯元や商社、職人のテントが並びます。

有田焼といえば、白磁に藍色の染付けが美しい磁器のイメージがありますが、最近はモダンなデザインやカラフルなシリーズも増え、若い世代にも人気。

アウトレット品も多く、定価の半額以下で買えることも!

② 益子陶器市(栃木県)

 場所:栃木県芳賀郡益子町

 開催:年2回(春:GW頃/秋:11月上旬)

 来場者数:約60万人(春・秋あわせて)

 規模:約500店以上

「益子焼」で知られる益子町は、素朴であたたかみのある土のうつわが特徴。
益子陶器市では、地元作家の作品から若手クリエイターの個性派うつわまで、幅広いラインナップが楽しめます。

町全体がギャラリーのような雰囲気で、カフェや雑貨屋巡りも楽しいのが魅力。
特に秋の紅葉シーズンは、益子の自然と陶器の風合いが美しく調和して、心もほっこり。

③ 土岐美濃焼まつり(岐阜県)

 場所:岐阜県土岐市・織部ヒルズ周辺

 開催:毎年5月3日〜5日

 来場者数:約40万人

 規模:約200テント以上+陶磁器企業ブース

「美濃焼」は日本最大の生産量を誇る陶器で、土岐市はその中心地。
土岐美濃焼まつりでは、美濃焼をはじめとした日常使いにぴったりのうつわが豊富で、プロユースの業務食器もお得に購入できます。

また、会場はアクセスが良く、車での来場者にもやさしい駐車場完備。
家族連れでも気軽に楽しめるイベントです。

三大陶器市の魅力まとめ

市場名 雰囲気 うつわの特徴 おすすめポイント

有田陶器市(佐賀) にぎやか・商業感強め 白磁・染付・華やか 有田焼のアウトレット多数
益子陶器市(栃木) 素朴・クラフト感・自然と調和 土もの・シンプル・温かみ 若手作家も多く多様性あり
土岐美濃焼まつり(岐阜) 実用的・家族向け・地元密着型 美濃焼・和洋どちらもOK 日常使いに最適、コスパ◎

陶器市の楽しみ方は“出会い”そのもの

陶器市はただの“セールイベント”ではなく、作り手と使い手が直接出会える場所です。

焼き物の背景にある文化や技術、職人さんの想いに触れながら、自分だけの一品を見つける喜び。
それは、ネットショッピングでは味わえない“リアルの魅力”だと思います。

いつか三大陶器市をめぐる旅、してみたいなと思っています。
春や秋の旅行先を探している方にも、心からおすすめできるイベントです。