私が北海道から帰ってきてからずっと、
不安定な天気が続いている宮崎県です。
北海道では天気が良すぎて暑かったですが、
宿泊した3日間とも早朝ランニングを
実施しました。
(それでも帰ってきたら3kg太っていた
ことは大きな声では言えませんね。笑)
さて、私は自分自身でも「凝り性」だと
思っています。
「何かに夢中」になりやすい人間です。
たとえば、仕事はもちろんですが、過去には
「パチンコ」「ゴルフ」「一級建築資格取得」、
「バイク」「ランニング」・・・
など、今でも継続しているものもありますね。
学生時代はパチンコにはまり、合法的なイカサマ
まで研究してパチンコ屋に足を毎朝運びました。
ゴルフは結婚してからですが、一か月に
3,000球ほどは練習して、ゴルフ練習場から
お中元をいただきました。(嘘です。すみません^^)
皆さんも、
仕事に夢中、趣味に夢中、子育てに夢中…。
こう聞くと、多くの方が
「夢中になるって素晴らしいことだ」と
思うかもしれません。
確かに、夢中になっている人は輝いて
見えます。
エネルギーがあって、楽しそうで、周りからも
「すごいね」「羨ましい」と
褒められることが多いでしょう。
ですが、ここで少し立ち止まって考えてみたいのです。
果たして「何かに夢中になること」は、
いつでもプラスなのでしょうか?
✅ 夢中の落とし穴
私はこれまで、家づくりの現場でも、経営の世界でも、
趣味やスポーツの場でも夢中になってきました。
確かに、夢中になると集中力が高まり、
短期間で大きな成果を出すことがあります。
でも一方で、夢中になりすぎると視野が狭くなり、
客観性を失うことも多いというのも経験してきたのです。
例えば、仕事に夢中になりすぎて家族との時間を
犠牲にしたり、
趣味に没頭しすぎてお金や健康を損ねることだってあります。
何より怖いのは、
「やり方が間違っていても気づかない」
ことです。
ゴールの設定や方向性がずれていれば、
どんなに頑張っても成果が出ず、時間と労力を
無駄にしてしまうのです。
✅ 厚みのある人生に必要なのは?
では、夢中になることは悪いことなのでしょうか?
私はそうは思いません。
夢中は「道具」です。それ自体は善でも悪でもなく、
「どう使うか」が大切だと私は感じます。
そこで私が意識しているのは、次の3つです。
🌱 1. 方向性を決める
夢中になる前に、「この先どうなりたいか」を
明確にする。
仕事なら「何のために働くのか?」
家族なら「どんな暮らしを送りたいのか?」
趣味なら「どんな充実感が欲しいのか?」
ここが曖昧だと、どれだけ夢中になっても空回りします。
🌱 2. 定期的に立ち止まる
どんなに順調でも、週に一度は「このやり方でいいのか?」と
自問自答する。
自分だけでは分からないなら、同じ道を
歩んで成功している人に相談するのもいいと思うのです。
🌱 3. バランスを取る
人生は仕事だけでも、趣味だけでもありません。
仕事・家庭・健康・学び・遊びの「5つの柱」を
意識し、どれか1つに偏りすぎないようにすると
良いと思うのです。
そうすれば、どれかが崩れても他で支えられる
からです。
✅ ゴールの設定とやり方の選択
私が社長として、常に意識しているのは
「ゴールの明確化」です。
「3年後、5年後に会社をどうしたいか?」
「スタッフやお客様にどうすれば120%満足した
幸せを提供出来るのか?」
これを決めてから、具体的な行動を選ぶようにしています。
同じことは、個人の人生でも言えるでしょう。
ゴールが見えていれば、やり方を選ぶ基準も
はっきりしますし、無駄な回り道が減ります。
✅ まとめ
夢中になることは素晴らしいことです。
でも、それだけでは人生の質を上げることはできません。
大切なのは
✔ ゴールを決めること
✔ やり方を確認すること
✔ そして定期的に見直すこと
夢中になって突き進むのではなく、
時には冷静な目で自分を俯瞰してみる。
これが「厚みのある日々」を送るコツだと、
私は思います。
(専用のノートを作るといいですよ!)
今日も、ハミングホームは
「お客様に120%満足していただける家づくり」を
目指して、夢中になり、でも夢中になり過ぎず、
でも情熱を持って取り組んでいます。
あなたも、ぜひご自身の「夢中」を忘れずに、そして
たまには見つめ直してみてくださいね。