お盆も過ぎて、子供たちの夏休みも終わりが
見えてきた頃でしょうか?
私は夏休みの宿題はいつも、やりやすい
宿題から手を付けて、私にとっては面倒だった
「工作」や「スケッチ」は後回しにしていた
思い出があります。
今思うと、あの頃苦手で面倒くさい宿題から先に
片づければ、後が楽だったのになぁと
振り返ってしまいますね。笑
さて今日は、先日お引渡しを迎えたお施主様の
新築での出来事をお伝えしたいと思います。
そのご家族は、ご夫婦とお子様二人の4人家族。
打ち合わせの頃からいつも笑顔で参加して
くださっていましたが、
「家づくりは初めてで、何も分からないこと
ばかりで不安です」とおっしゃった最初の日の
表情が今でも印象に残っています。
間取りや動線の一つひとつ、キッチンの高さ、
水回りの動線や収納の場所、こだわりのスペース…。
ご夫婦と私たちは何度も打ち合わせを重ね、
悩み、迷いながらも、
「子どもたちの笑顔があふれる家にしたい」という
強い想いを胸に、少しずつ夢を形にしていかれました。
そして迎えた竣工引渡しの日。
お子さまが新しいリビングを走り回り、
奥さまがその姿を押えながら
「これからこのお家に住むんだよ!」と
笑顔で声をかけられた瞬間、長い時間をかけて
描いてきた夢が現実となったことを感じました。
「想像以上に素敵な家が出来て大満足です!
本当にありがとうございました!ハミングホーム
さんにお願いして良かったです!」
その言葉に、私も胸が熱くなり、
現場担当スタッフと共に「この仕事をしていて良かった」と
心から思えて、「大きなやりがい」を感じた瞬間でした。
お客様と私たちの想いがひとつになった、
その瞬間こそが家づくりの原点だと強く感じました。
家づくりとは、ただの建物を造ることではありません。
ご家族の未来を描き、その未来に寄り添い、
一緒に歩んでいく大切なプロセスです。
図面に線を引くときも、木材を組むときも、
壁を張るときも、私たちは
「この先、この家でどんな笑顔が生まれるのか?」を
想像しながら、一棟一棟に心を込めています。
ハミングホームは今年で創業から57年。
おかげさまで3世代にわたりご縁をいただく
ご家族も増えました。地域の皆さまに支えられ、
数え切れない夢をお手伝いしてまいりましたが、
その中で一つだけ確信していることがあります。
――それは、
「お客様の想いを本気で受け止めることでしか、
本当に良い家はつくれない」ということです。
これからも、私たちはお客様と同じゴールを目指し、
「任せて良かった」と思っていただける家づくりを
全力で続けてまいります。あの頃、私が
夏休みの宿題にも、このような「大きなやりがい」を
感じる事が出来たなら、私の宿題に対する
モチベーションアップにつながったのではないかと、
はるか昔の夏休みの宿題に思いを馳せた、
今日この頃でした。