「寒いですねー!」が日常的なあいさつと
なってきております。
昨日の朝は、事務所の外水道が凍って
水が出なくて、お湯で外水道の水栓を
温めるという昭和時代の原始的な方法で
見事、水を出すことに成功しました。
そんな中、私は今週に入ってから非常に
バタバタとしております。
なかなかブログが更新できずに、歯がゆい
思いをしておりました。
さて、世の中の「男」は昔からモータースポーツが
好きな人が多いように思われます。
私は今でも1994年にレース中の事故で
亡くなったアイルトン・セナに憧れていて、
いつか、セナと同じカラーリングの「ヘルメット」を
ゲットするのを夢見ております。
(今のヘルメットは、バリバリ伝説の主人公である
巨摩グンと同じカラーリングのヘルメットが自慢です。笑)
ホンダのF1復帰と、家づくりの現場で私が考えること
ニュースによるとあの ホンダ が、F1の舞台に戻ってきます。
2026年シーズンから アストンマーチン と組み、
パワーユニットを供給する――
ホンダのこの決断に、私は注目したいと思っています。
ホンダは2021年をもってF1から撤退しました。
そこから5年。
再びF1という世界最高峰の舞台に戻る決断は、
相当な覚悟が必要だったはずです。
背景には、同じ日本メーカーである トヨタ の存在もあるでしょう。
GAZOO Racing を軸に、モータースポーツへの関与を強めるトヨタ。
(豊田会長さんはカーレース好きで有名ですよね。)
一方でホンダは、「レース屋・ホンダ」としての輪郭が、
少しずつぼやけていたようにも見えました。
だからこそ今回の復帰は、
「勝つため」以上に、
ホンダがホンダであり続けるための原点回帰なのだと
思います。
今回のF1は、技術的にも大きな転換期です。
内燃機関の比重が下がり、電動モーターや
回生エネルギーの重要性が一気に高まるように
規定が変わってきているそうです。つまり、
F1そのものが、「速さ」だけでなく「効率」や
「持続性」を競う舞台へと進化していきます。
この話を読んでいて、私はある現場のことを
思い出しました。
数年前、とある新築現場でのことです。
断熱仕様を一段階上げるかどうか、
正直かなり悩んだことがありました。
コストは確実に上がる。
お客様の予算も、決して余裕があるわけでは
ありませんでした。
「ここまでやらなくても、法律上は問題ない」
「数字だけ見れば、他の家と比べても十分な性能だ」
頭の中では、そんな声が何度もよぎりました。
でも、完成後にお引き渡しをして、
数年後に「夏が思ったより暑い」「光熱費が少し高い」
そんな言葉を聞く可能性が、少しでもあるなら――
それは、私自身が後悔する家になる。
そう考えて、最終的にさらに上の高気密高断熱仕様の
家を提案しました。
完成後、初めての夏を迎えた頃、
お施主様から
「エアコン、思ったよりすごく効くので
あまりつけなくて済んでいます。アパートの時より
電気代が掛からないのがいいですね!」
と聞いたとき、
あの時の提案は間違っていなかったと、
心から思いました。
ホンダが掲げてきた
「レース場こそが実験場」という思想。
私たち工務店にとっての実験場は、
カタログでも展示場でもなく、一棟一棟の現場です。
図面では問題なくても、
実際に柱が立ち、壁ができると、
「この動線、少し使いにくいかもしれない」
「将来、ここに手すりが必要になるかもしれない」
そんな気づきが必ず出てきます。
効率だけを考えれば、
「図面通りに進める」のが一番楽です。
でも、それでは“暮らし”までは守れない。
工事中に、家が立ち上がってから初めて分かる事、
が多いのも事実です。
ホンダは、
マン島TTレース という過酷な舞台で技術を磨き、
1960年代にF1へ参戦し、
アイルトン・セナ や
アラン・プロスト とともに黄金時代を築きました。
勝ったから評価されたのではなく、
挑み続けた姿勢そのものが、信頼をつくったのだと
思います。
家づくりも同じです。
流行に乗ることはできる。
価格競争にも参加できる。
でも、それだけでは「この会社に頼みたい」とは
思ってもらえない。
私たちハミングホームは、
派手なことはできませんが、
現場で悩み、考え、時には立ち止まりながら、
「この家は本当に大丈夫か?」を問い続けたい。
ハミングホームもホンダを見習って原点に戻り、
厳しい現場で技術を磨き直す。
この姿勢こそが、
家づくりにおいても、
長く信頼され続ける唯一の道なのかもしれません。
うーん、やっぱりモータースポーツは「男のロマン」
ですよねー。
今回のブログは男のロマン(F1など)が分からない人には
ピンとこなかったかもしれませんが、
狭い世界でも、共感してくださる人がいることを
信じて、私はこれからもモータースポーツにも
注目していきたいと思っています。笑