昨日まで鹿児島に一泊で行っておりました。
今回はお仕事ではなくて、鹿児島市内に住む
私の弟のところまで、久しぶりに表敬訪問して
きたわけです。
二人きりの兄弟でもあるのですが、どちらかと
いうと仲の良い兄弟だと思っております。笑
私の体調が万全ではなく、バイクで行けなかったのが
残念でしたね。でも、二人で夜の天文館界隈を
ボランティアでパトロールしてきましたよ!
さて今日は、私がこの仕事を長年やってきて、改めて
「やっぱり木の家っていいなあ」と
実感する“香りの話”をさせていただこうと思います。
木の香りって、ただ「いい匂いがする」という
だけじゃないんです。
実は、心と体にとってうれしい効果があることが、
いろんな研究でわかってきているんですよ。
「なんだか落ち着く」には、ちゃんと理由がある
皆さんも、木の家やログハウスに入ったとき、
「ふわ~っ」と広がるやさしい香りに包まれて、
なんとなく落ち着いた気分になった経験が
あるんじゃないでしょうか?
これは、木材から自然に出ているフィトンチッドと
いう成分によるものです。
このフィトンチッド、もともとは木が
自分を守るために出している天然の物質で、
- 空気を浄化してくれる
- カビや雑菌の繁殖を抑える
- リラックス効果を高めてくれる
といった働きがあるとされています。
(↑以上はネットからの情報です。)
まるで、森林浴をしているようですね。
ストレス軽減や睡眠の質もアップ
実は私、今回の鹿児島一泊の旅でも、
東京などのビジネスホテルに泊まったりすると
枕が違うせいか、それともいつもの木造の
我が家ではないせいか、ちょっと
寝付きが悪いのです。(笑)
そして朝もいつもより早く目覚めてしまいます。
でも、木造の家での就寝は不思議と気持ちがほぐれて
ぐっすり眠れるんです。
調べてみると、木の香りは
- ストレスホルモン(コルチゾール)を抑える
- 脈拍や血圧を安定させる
- 自律神経のバランスを整える といったデータもあるそうで、
- 医学的にも「癒し効果」があると注目されています。
お子さんがよく眠れるようになったとか、
ご年配の方の夜中の目覚めが減った、
なんて事例も報告されているそうです。
(↑以上はネットからの情報です。)
自然素材がもたらす、日々の「安心感」
現代の住宅は、便利さや見た目を優先して、
人工的な素材が多く使われる傾向にあります。
でも、木というのは昔から日本の住まいに
使われてきた、呼吸する素材なんですよね。
湿度を調整したり、ほんのり温かみがあったり。
何より「目で見て、触れて、香って、
心が落ち着く」という五感に響く心地よさがあります。
私たちが目指すのは、ただ“機能的な家”ではなく、
“家族が深呼吸できる家”。
そこには、やっぱり木の力が必要だと思っています。
木の家に住むという選択
「木の香りがする家に住みたい」という理由で、
木造住宅を選ばれるお客様もいらっしゃいます。
「やっぱり日本人は、昔ながらの木造住宅が一番だよ!」
と、こじつけて言うつもりは私にはありません。
でも、ネズミの実験でも、
コンクリート製の家と、鉄板製の家と、木で出来た
家とで飼った場合、木で出来た家で飼ったネズミが
一番長生きしたという実験結果があるのも事実です。
(↑聞いたことありますよね)
完成した家に入った瞬間「この香りだけで癒されるね」と
笑顔を見せてくれると、私たちも本当にうれしくなります。
木材にもたくさんの種類がありますが、
私たちは宮崎の気候に合った木(宮崎県産の杉)を中心に、
地産地消を心がけています。
最後に
忙しい毎日の中で、ほんの少しでも「ホッ」と
できる時間があるって、とても大事なことですよね。
木の香りには、そんな“暮らしの中の癒し”を、
自然と生み出す力があります。
もしあなたが「ただの家」ではなく、
「心からくつろげる家」を建てたいと考えているなら、
“木の香り”という視点で家づくりをしてみるのも、
きっと素敵な選択だと思います。
ハミングホームでは、実際に木の香りを体感して
いただける構造見学コースなども行っています。
ぜひ、五感で感じる「木の家の心地よさ」を、
ぜひ体験してみてくださいね。