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家づくりの行事シリーズ 第5回

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完成後の「お清め」や「引っ越し前のお祓い」って必要?

こんにちは。ハミングホームの武田です。
これまで、地鎮祭や上棟式など「家づくり中の行事」についてご紹介してきましたが、
今回は、完成後=引っ越し直前や入居前の“お清め”や“お祓い”についてお話しします。

「新築の家に入るとき、何かした方がいい?」
「お祓いって必要?それとも自己流でOK?」

そんな声にお応えする内容です。
新しい暮らしを迎える前に、気持ちよくスタートを切るための“区切りの行事”としての意味も含めて解説していきます。


■ 引っ越し前のお清めって何をするの?

「お清め」とは、読んで字のごとく「場を清めて整える」ための行為。
宗教的な意味というよりも、「けじめ」や「気持ちの切り替え」として行うご家庭が多いです。

一般的な例:

  • 家の四隅と玄関に塩とお酒を撒く
  • 家全体をお香やホワイトセージで清める
  • 家族で「よろしくお願いします」と手を合わせる

→ 神主さんにお願いする正式な「入居のお祓い」もありますが、
 自己流でも“気持ちが整う”という意味では十分。


■ どんな人が「お祓い」を選ぶの?

  • 神棚や仏壇を置く予定がある家庭
  • 昔からの習慣を大切にしたい方
  • 不安な気持ちをリセットしたいとき

→ 特に年配のご家族と同居する場合や、「地鎮祭・上棟式もやったから一貫してお願いしたい」というケースが多いです。


■ こんな“簡易バージョン”もおすすめ!

「正式なことはちょっとハードルが高い…」という方には、次のような手軽なお清め方法も。

方法内容ポイント
塩とお酒を撒く家の四隅と玄関に少量ずつ白い紙に包んで捨てる人も
お香・アロマを焚く空気を整える感覚で家全体を回ると◎
手を合わせてあいさつ家族みんなで「よろしくお願いします」小さなお子さんと一緒に行うといい記念に

■ やらなかったらどうなるの?

実際のところ、「何もやらなかったけど問題なかった」という方も多くいます。

ですが、

  • 「あとから何かあると気になる」
  • 「家族が気にしている」
    といった理由で、後から「やっておけばよかった」と感じる人もいます。

📝 大切なのは、“安心して新生活を始められるかどうか”
自分たちの気持ちにフィットする方法を選びましょう。


■ 入居前の“気持ちの切り替え”として

「お清め」は、単なる儀式というよりも、
新しい暮らしを迎える準備のひとつとも言えます。

特に小さなお子さんがいるご家庭では、
「これからこの家で暮らすよ」と伝える心の準備の時間にもなります。


■ まとめ|“形より気持ち”が何より大事

家づくりの終盤になると、やることが山ほどあります。
引っ越し準備、住所変更、荷造り、家具の搬入……。

そんな忙しい時期だからこそ、“心を落ち着ける時間”をつくることが大切です。

お清めやお祓いをする・しないは、ご家庭の価値観次第。
でも、「この家で、家族が幸せに暮らしていけますように」という願いは、
きっとどんなご家庭にも共通しているはずです。

次回はまだ考え中です!(笑)お楽しみに!