完成後の「お清め」や「引っ越し前のお祓い」って必要?
こんにちは。ハミングホームの武田です。
これまで、地鎮祭や上棟式など「家づくり中の行事」についてご紹介してきましたが、
今回は、完成後=引っ越し直前や入居前の“お清め”や“お祓い”についてお話しします。
「新築の家に入るとき、何かした方がいい?」
「お祓いって必要?それとも自己流でOK?」
そんな声にお応えする内容です。
新しい暮らしを迎える前に、気持ちよくスタートを切るための“区切りの行事”としての意味も含めて解説していきます。
■ 引っ越し前のお清めって何をするの?
「お清め」とは、読んで字のごとく「場を清めて整える」ための行為。
宗教的な意味というよりも、「けじめ」や「気持ちの切り替え」として行うご家庭が多いです。
一般的な例:
- 家の四隅と玄関に塩とお酒を撒く
- 家全体をお香やホワイトセージで清める
- 家族で「よろしくお願いします」と手を合わせる
→ 神主さんにお願いする正式な「入居のお祓い」もありますが、
自己流でも“気持ちが整う”という意味では十分。
■ どんな人が「お祓い」を選ぶの?
- 神棚や仏壇を置く予定がある家庭
- 昔からの習慣を大切にしたい方
- 不安な気持ちをリセットしたいとき
→ 特に年配のご家族と同居する場合や、「地鎮祭・上棟式もやったから一貫してお願いしたい」というケースが多いです。
■ こんな“簡易バージョン”もおすすめ!
「正式なことはちょっとハードルが高い…」という方には、次のような手軽なお清め方法も。
方法 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
塩とお酒を撒く | 家の四隅と玄関に少量ずつ | 白い紙に包んで捨てる人も |
お香・アロマを焚く | 空気を整える感覚で | 家全体を回ると◎ |
手を合わせてあいさつ | 家族みんなで「よろしくお願いします」 | 小さなお子さんと一緒に行うといい記念に |
■ やらなかったらどうなるの?
実際のところ、「何もやらなかったけど問題なかった」という方も多くいます。
ですが、
- 「あとから何かあると気になる」
- 「家族が気にしている」
といった理由で、後から「やっておけばよかった」と感じる人もいます。
📝 大切なのは、“安心して新生活を始められるかどうか”。
自分たちの気持ちにフィットする方法を選びましょう。
■ 入居前の“気持ちの切り替え”として
「お清め」は、単なる儀式というよりも、
新しい暮らしを迎える準備のひとつとも言えます。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、
「これからこの家で暮らすよ」と伝える心の準備の時間にもなります。
■ まとめ|“形より気持ち”が何より大事
家づくりの終盤になると、やることが山ほどあります。
引っ越し準備、住所変更、荷造り、家具の搬入……。
そんな忙しい時期だからこそ、“心を落ち着ける時間”をつくることが大切です。
お清めやお祓いをする・しないは、ご家庭の価値観次第。
でも、「この家で、家族が幸せに暮らしていけますように」という願いは、
きっとどんなご家庭にも共通しているはずです。
次回はまだ考え中です!(笑)お楽しみに!