今年も残すところ2か月を切り、何となく気ぜわしく感じる今日この頃です。
さて先日、先週末の完成現場見学会で会場としてお借りしたお客様宅の、お引渡しをさせていただきました。
見学会の初日には、お施主様ご自身もお越しになられ、予想以上の仕上がりに大変喜んでいただいたばかりでした。
そして今回のお引渡しも、終始笑顔の絶えない、和やかな雰囲気となりました。
私たちにとっても、本当に嬉しい瞬間です。
■ 「売り込みが無かったから良かった!」というお言葉
思い返せば、お施主様との最初の出会いは、ハミングホームの個別相談会でした。
そのときは、主に家づくりの資金計画についてお話しさせていただいたことを覚えています。
それからしばらく経って、正式に家づくりのお申し込みをいただきました。
今回のお引渡しの際にお聞きしたところ、実は他にも数社の住宅会社を回られていたそうです。
その中でハミングホームを選んでいただいた理由の一つが、
「一番売り込みが無くて良かった!」
とのことでした。笑
私としては、特別なことをしたつもりはありません。
ただ、お客様にとって一生に一度かもしれない大きな買い物です。
まずはじっくり考えて、納得して決めていただきたいと思っているだけなのです。
■ 家のプランの神様が降りてきた?!
それからは、間取りについて何度も打ち合わせを重ねました。
お客様のご要望をお聞きし、それを図面にしてご提案する。
ときには、さらに別のご要望をいただいてプランを練り直すこともありました。
そんな私のプラン提案に、お客様から「凄いですねー!」
と感動のお言葉をいただいたこともありました。
そこで私は、「家のプランの神様が降りてきました!」
とお答えして、笑っていただきました。笑
実は私、間取りのプランニングには、ちょっとばかり自信があるのです。
■ 家づくりは、お客様と一緒につくるもの
私が大切にしているのは、住宅会社が一方的に「こんな家が便利ですよ」と提案するのではなく、
お客様の暮らし方や経験から学び、一緒に理想の住まいを考えることです。
たとえば、昔は家の奥にあったキッチンも、今では家族との会話を楽しめる対面キッチンが主流になりました。
ランドリールームやファミリークローゼット、回遊できる家事動線などのご要望も昔と比べて多くなってきました。
これらは、共働き世帯が増えるなど、暮らし方の変化から生まれてきたものだと思います。
でも、流行しているからといって、すべてのお客様に合うとは限りません。
大切なのは、そのご家族にとって何が一番暮らしやすいか、ということなので、言わばケースバイケースなのです。
だからこそ私は、お客様との打ち合わせの時間を大切にしています。
■ 引渡しがあまり好きでない理由・・・
実のところ私は、家のお引渡しという仕事が、あまり好きではありません。
「えっ?どうして?」と思われるかもしれませんが、
その理由は、何だかお客様とのお別れのようで、少し寂しくなってしまうからです。
これまで何度も打ち合わせを重ね、一緒につくり上げてきた家ではありますが、
その家が完成すると、今度は寂しいという感情が沸き上がってくるのです。
でも、お引渡しは決してお別れではありません。
むしろ、これから始まる長いお付き合いのスタートです。
これから何十年もの間、私たちはお客様の大切な住まいを見守っていくことになります。
そして、点検やメンテナンスなどでお伺いしたときに、
「あのときは、こんなこともありましたねー!」
なんて、家づくりの思い出話に花が咲く経験を、私は何十回もしてきています。
お施主様、このたびは本当におめでとうございます。
そして、ハミングホームを選んでいただき、ありがとうございました。
今回も少しセンチメンタルな気持ちに浸りつつ、
次のお客様にも、家のプランの神様がきっと降りてきてくれることを願いながら、
私は次の打ち合わせへと向かったのでした・・・。笑