10月となり、秋めいてきたかと思いきや、暑くなったり台風が接近してきたりと、
慌ただしい季節となっております。
「秋に三日続きの天気なし」「女心と秋の空」ということわざがあるように、秋の天気は昔から変わりやすいものなのでしょう。
ところが、ヨーロッパには「男心と秋の空」という言い回しもあるそうです。
日本とヨーロッパでは、男女の心変わり方も違うのでしょうか?笑
さて、私にとって秋といえば「映画の秋」です。
先日の休みに映画『汝、星のごとく』を鑑賞してきました。
主演は横浜流星さんと広瀬すずさん です。
原作は本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの小説で、15年間にわたる男女の愛と人生を描いた物語です。
実は私、2年ほど前に原作を読んで以来、映画化を心待ちにしておりました。
オジサンが恋愛映画を楽しみにしてどうするんだ?!
と思われるかもしれませんが・・・。笑
■ 好きなのに、一緒にいられない理由
物語は、家庭に事情を抱えた高校生の男女が出会い、惹かれ合うところから始まります。
夢を追いかけて東京へ向かう男性と、家族の事情で島に残る女性。
お互いを大切に思っているのに、人生はそう簡単にはいきません。
自分の夢を優先するのか?
家族を大切にするのか?
それとも、好きな人と一緒にいることを選ぶのか?
どれも間違っていないのに、すべてを手に入れることは難しいのです。
そして、好きという気持ちだけでは乗り越えられない現実もあるのです。
原作を読んだときにも感じましたが、この作品は単なる恋愛物語ではなく、
「自分の人生をどう生きるのか?」を問いかけているように思えました。
■ 人生には、正解のない選択がある
実は私自身、工務店の長男として生まれ、親から「職業選択の自由」を奪われたと思い、生まれてきた境遇を呪った時期がありました。
理系が苦手な私にとって、建築の仕事は自分の適性からすると決して向いていなかったのです。
ところが、そんな私も建築の世界に飛び込んで、気がつけばもうすぐ40年。
今では、この仕事に就いて本当に良かったと思っています。
人生とは不思議なものですね。
「あのとき、別の道を選んでいたら・・・。」
と思うことは、今でもあります。
でも、どんな道を選んだとしても、その道を正解にする生き方はできるのだと思います。
少なくとも私は、それを自分の人生で実証してきたつもりです。
「どの道を選んだかよりも、選んだ道をどう生きるかが大切なのではないか?」
映画を観ながら、改めてそんなことを考えました。
■ あなたにとっての「星」とは?
映画のタイトルにもなっている「星」。
私には、人生に迷ったとき、自分の進む方向を照らしてくれる大切な存在のように感じられました。
それは愛する人かもしれませんし、家族や友人、あるいは自分自身の夢なのかもしれません。
私にとっては、家族であり、社員であり、協力業者さんであり、
そしてハミングホームを信頼してくださるお客様も、その大切な存在です。
人生には、思い通りにならないことも、後悔することも多々あります。
しかもそれは、続けて起こったりします。
それでも、大切な人を大切にすることだけは、忘れずにいたいものですね。
そんなことを考えさせてくれた、心に残る一本でした。
ちなみに、この映画を観られる方には、ぜひハンカチを2枚持参されることをお勧めします。
1枚は映画を観ながら涙を拭くためで、そしてもう1枚は、普段使い用です。
それくらいにとても泣ける、良い映画でした・・・。