ハミングホームのお客様には、動物好き・ペット好きの方が多くいらっしゃいます。
特に、ペット不可のアパートにお住まいの方からは、「家を建てたら犬や猫を飼いたい!」というご要望をよくうかがいます。
私も、できることなら犬を飼いたい一人です。
ただ、いろいろな事情もありますし、命を迎える覚悟も必要です。
なので、今のところは金魚ちゃん4匹どまりです(笑)。
そんな私ですが、住まいづくりに携わる立場として、そして、仕事を引退した父と同じ敷地内で暮らす者として、考えるのが「犬を飼うメリット」です。
宮崎のような地方では、買い物も通院も車が頼り。便利な反面、意識しないと歩く機会が少なくなります。
私も若い頃、東京などの都会で暮らしていたとき、地方との大きな違いは「歩く距離」だと感じていました。
当時は「こんなに毎日歩くなら、車で移動できる田舎の方が楽でいいやー!」と思っていたものです(笑)。
今では週に4~5日ランニングしていますが、それでも気が進まない日はあります。
自分のための運動は、つい後回しにしたくなるものです。
ところが、可愛い犬が散歩を待っていたら、「今日は面倒だから」とも言ってられないと思うのです。
自分のためだけでは続かないことも、大切な家族のためなら続けられる。
そこに、犬との暮らしの良さがあるのでしょう。
国立環境研究所などの研究では、犬を飼っている高齢者は、飼ったことがない高齢者と比べ、介護が必要になる認知症の発症リスクが48%低いと報告されています。
犬を飼えば必ず認知症を予防できるという意味ではありませんが、暮らしと健康のつながりを考えるうえで、興味深い結果です。[出典:国立環境研究所]
散歩の良さは、体を動かすことだけではありません。
「おはようございます」
「ワンちゃん、何歳ですか?」
犬をきっかけに、ご近所の方と会話が生まれる。外へ出る楽しみが増え、顔なじみも増えていく。そんな毎日は、気持ちまで明るくしてくれそうです。
そして、この暮らしを支えるのが住まいの工夫です。
人にも犬にも滑りにくい床や、段差の少ない出入り口。散歩帰りに足を洗える場所、リードをさっと取り出せる玄関収納などなど。
また犬が安心して休める居場所づくりや、室内の温度への配慮も大切です。
毎日の「ちょっと大変」を減らすことが、人と犬の暮らしやすさにつながると思うのです。
家づくりでは、間取りや外観、性能とともに、「ここでどんな毎日を過ごしたいか」も大切にしたいと思います。
愛犬と歩き、ご近所さんと挨拶し、帰宅したら一緒にくつろぐ。
「犬も歩けば棒に当たる」といいますが、犬と暮らせば、笑顔が増えて健康に当たる……かもしれませんね!
ハミングホームは、そんな毎日を思い描きながら、人にもペットにも心地よい住まいを、一緒に考えていきたいと思います。
ちなみに、私がいつか迎えたいのはコーギーです。
今のところは金魚ちゃん4匹を可愛がりながら、その日を想像しています(笑)。