学生さんたちは夏休みとなり、文字通り夏を満喫されていることと思います。
私の学生時代(中学・高校)は部活漬けでバレーに打ち込んでいましたね。
いまハミングホームのある新富町では、稲刈りが最盛期を迎えています。
家づくりの現場で汗を流す職人さんも、炎天下の中で作業を続ける農家の皆さんも、本当にお疲れ様です。
さて、家づくりは一日で完成するものではありません。
基礎工事から始まり、何ヶ月もかけて少しずつ形になり、その後も何十年という時間を家族とともに過ごしていくものです。
だからこそ私は、家づくりは「目先」ではなく、「長い時間軸」で考えることが大切だと思っています。
先日、年金積立金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のニュースを目にしました。
GPIFは私たちの年金を運用する世界最大級の機関投資家ですが、累計運用益は100兆円を超え、大きな成果を上げているそうです。
今回話題となったのは、「オルタナティブ投資」と呼ばれる、不動産や未上場企業などへの投資を増やしていこうという考え方でした。
少し難しく聞こえますが、簡単に言えば
「すぐに利益を求めるのではなく、時間をかけて価値を育てていく」
という発想です。
私は、この考え方は家づくりにもよく似ていると感じました。
家づくりでは、価格はもちろん大切です。
しかし私は、お客様にはいつも
「家は値段だけで決めない方が賢明ですよ!」
とお伝えしています。
例えば断熱性能や耐震性能、メンテナンス性などは、完成した直後には違いが分かりにくいものです。
ところが10年、20年と暮らしていくと、光熱費や修繕費、そして毎日の快適さに大きな差となって表れてきます。
だから大切なのは、「今いくら安いか」ではなく、「これから何十年、安心して快適に暮らせるか」という視点なのです。
これは、私たち住宅会社にも同じことが言えます。
私たちが目指しているのは、「建てて終わり」の会社ではありません。
家が完成してからが、本当のお付き合いの始まりです。
定期点検やメンテナンスを通して住まいを守り続けること。
そして何より、お客様一人ひとりと「真心」をもって向き合い、一緒に悩み、一緒に考え、
そして現場でも丁寧に家をつくり上げていくこと。
その積み重ねが、地域の皆様からいただいている信頼につながっているのだと思います。
昨日は、とある公共事業に伴い、住み替え(移転)が必要になったお客様がご相談に来られました。
実は30年以上ぶりに再会した同級生でした。
学生時代には、30年後に家づくりの相談を受ける日が来るとは、お互い想像もしていなかったでしょう。
状況によっては賃貸住宅への住み替えも選択肢になると思っていましたが、
お話を伺う中で、「これから30年以上、安心して快適に暮らせる家を建てたい」というお気持ちが伝わってきました。
その想いに応えたいと思い、私が精いっぱいお手伝いさせていただくことになりました。
ハミングホームは今年で創業58年になります。
これまで決して順風満帆だったわけではありません。
失敗も経験し、多くのことを学んできました。
だからこそ今、お客様には「後悔しない家づくり」を自信を持ってご提案できるのだと思っています。
30年先も、「この家にして良かった」と思っていただける住まいを。
そんな家づくりを目指して、これからも学び続け、進化し続けていきたいと改めて感じた、
30年ぶりの再会でした・・・。