昨日、所用があり延岡市まで行ってきました。
帰りは高速道路に乗って帰ろうとしました。
そしたら間違えて「大分方面」の高速に乗って
しまい、ひとり社内でパニック!に
なってしまいました。笑
早くも今年の個人ニュースとなる「やらかし事件」
でした。笑
さて、今週もいろんなニュースがありました。
個人的には「なつぽいさんと鷹木信吾さんの結婚!」が
高速乗り間違い事件よりも、衝撃的なニュース
でした。笑
そんな中、長年テレビの第一線で活躍されてきた
久米宏さんが亡くなられました。
私の世代にとって久米さんといえば、
やはり「ザ・ベストテン」そして
「ニュースステーション」です。
宮崎では放映がありませんでしたが、高校卒業後に上京してから、
久米宏さんがMCを務めるニュースステーションは、
「このニュースに久米宏さんはどんなコメントをするのだろう?」
「さすが久米宏さんは、ニュースの着目点が違うなぁ!」
という凄い人のイメージが強く、尊敬していました。
そして当時、ニュースを見ていて私が感じていたのは、
「よくぞ、そこまで言ってくれた!」
という爽快感でした。
政治家の不誠実さ、権力の横暴、説明なき決定など。
多くの人が心の中で「おかしい」と思いながらも、
口に出せずにいた違和感を、久米さんは真正面から
言葉にしていました。
その姿勢は、決して感情論ではなく、
弱い立場の人、声を上げにくい庶民の側に立つという、
強い覚悟に支えられていたように思います。
昨年11月、久米さんはこんな言葉を残しています。
「人々が、気が付かないうちに戦争って、
入っていったんですよね。
割と似てるってば、似てると思うんですよね。
あの頃と今って。とっても似てると思うんですよ、雰囲気が。
とっても危機感を持っています」
この言葉を読んだとき、私は背筋が寒くなりました。
久米さんが危惧していたのは、まさにこの
“静かな変化”だったのだと思います。
私は家づくりという建築の仕事をしています。
家をつくるという仕事は、暮らしをつくることでもあり、
暮らしをつくるということは、
人が安心して生きられる「居場所」を守ることだと
考えています。
戦争のある社会に、安心した暮らしはありません。
不正義がまかり通り、誠実さが軽んじられる社会に、
心から「この国で家を建てて良かった」と言える
未来はありません。
久米宏さんは、キャスターという立場で、
「考え続けること!」「疑問を持ったら発信する事!」
「怒るべきところで怒ること!」
その大切さを、最後まで訴え続けられた数少ない
キャスターだったと思う訳です。
「戦争をしない世の中」を願うことは、
決して理想論でも、きれいごとでもありません。
それは、
子どもたちが普通に学校へ通い、
家族が同じ食卓を囲み、
将来の夢を語れる日常を守るという、
極めて現実的で、切実な願いです。
建築に携わる者として、
一人の大人として、
そして次の世代にバトンを渡す立場として。
私はこれからも、
不誠実なものに「おかしい事をおかしい!」と
言える感覚を失わず、
弱い立場の人の声に耳を傾け、
戦争をしない世の中を前提とした
「暮らし」と「家づくり」を
考え続けていきたいと思います。
世界で戦争が一つも無い時代の到来を願うと共に、
久米宏さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。