先日は、リフォーム工事をさせていただいた
お客様の「お隣さまのお家」から問い合わせがあり、
私がご訪問させていただきました。
そのお隣さまはハミングホームで建てられた
家では無かったのですが、ハミングホームの
リフォーム工事をしているのを隣でずっと
見ておられて、現場スタッフに声を掛けて
いただいたのです。
(嬉しいですね!)
そのご依頼は、外構工事がメインだったのですが、
ハミングホームは外構工事ももちろん、
ご相談から施工まで承っております。
その、外構工事(フェンス工事など)関連で
私が気になっているニュースがあります。
それは最近のニュースでも連日のように
取り上げられているのが「クマ被害」です。
全国で出没件数が急増し、今年は統計開始以来、
過去最悪レベルの被害となっています。
「えっ、クマなんて北海道や東北の話じゃないの?」
と思われる方もいるかもしれませんが、
残念ながらもう“地方限定の問題”ではありません。
何故なら、九州には「くまモン」がいるからです。
きっとくまモンは、いつ駆除されないかと、
不安と心配の毎日を過ごしていると思っています。笑
■増える野生動物という「緊急事態」
今回、国が2025年度補正予算でクマ対策に
34億円を
計上したというニュースがありました。
当初は1億円規模だったそうですから、
30倍以上に急増したことになります。
設備で言えば、
・電気柵の整備
・わなの拡充
・クマスプレーの購入支援
・ハンターへの出動手当
などが含まれているそうです。
政府が急ピッチで対策を進めようとしている理由は、
「野生動物は一度増えると、指数関数的に増える」 からです。
住宅も同じで、雨漏りでも小さな隙間でも、
早めの対策こそが最大の予防になります。
クマ問題もまったく同じ構造で、
被害が本格化してからでは遅いのです。
■地域工務店としてできることはあるのか?
住宅をつくる私たちのところにも、
実は関係があります。
新富町周辺でも時々、野生のサルが民家に
出没する事件を見聞きします。その対策として
●外構の侵入対策(フェンス・電気柵の設置)
●住宅周囲の竹林や雑草地の管理
●庭の管理アドバイス
●防犯カメラ・センサーライトの提案
こうした日常の“住環境の管理”の積み上げが、
結果として野生動物の侵入リスクを下げる
ことにつながると考えています。
そして、これは
「宮崎の地域密着工務店である私たちにできる役割」
でもあるのです。
家づくりとは、家そのものだけでなく、
“地域の安心と暮らしやすさ”を守る仕事
だと私は思っています。
■いま求められているのは「スピード」と「制度の見直し」
今の日本に必要なのは、次の3点だと思います。
- 緊急対策をすぐに打つスピード感
- 銃規制・ハンター制度の見直し
- 山・生態系の長期的な再生
クマ・サル問題は誰か一人の責任ではなく、
社会全体が長年かけて積み上げてきた結果です。
だからこそ“複合的に”解決していかなければ、
状況は良くならないでしょう。私たち
ハミングホームも、家づくりを通して
“地域の暮らしの安心”に貢献できる会社で
あり続けたいと考えています。
これからも最新情報を追いながら、
皆さまの安全で快適な住環境づくりに尽力していきます。
外構工事のご相談も、ハミングホームまで
よろしくお願いいたします!