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世界最大級のアンティーク市「サントゥアン蚤の市」に、いつか行ってみたいと思った理由

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こんにちは!ハミングホームの武田です。

前回のブログでは、バンコクのチャトチャックをご紹介しました♪今回は、YouTubeで見て行きたいと思った場所第二弾を書いていこうと思います!

私は、海外のマーケットや雑貨屋を紹介するYouTube動画をよく観ています。
その中でも特に印象に残ったのが、フランス・パリの「サントゥアン蚤の市」を紹介する動画でした。

「サントゥアンの蚤の市(Les Puces de Saint-Ouen)」は、世界最大規模のアンティークマーケットとして知られており、年間500万人以上が訪れるパリ有数の観光スポットです。

■ サントゥアン蚤の市ってどんなところ?

パリ北部、メトロ4番線の「Porte de Clignancourt(ポルト・ド・クリニャンクール)」駅から徒歩5分ほどの場所にあるこの蚤の市は、15のマーケット(エリア)と約2000の店舗から構成されています。

1920年代から存在するこの市では、以下のような多彩なアイテムが並びます:

フレンチアンティーク家具

ヴィンテージの照明・シャンデリア

古書や絵画、ポスター

ミリタリー用品やレコード、時計

アパレル、アクセサリー、ボタンなど小物類

モロッコ・アフリカ・アジアからの輸入雑貨や工芸品

価格帯は、1ユーロの古い切手から数千ユーロの高級家具までと幅広く、プロのバイヤーから一般観光客までが楽しめるのが大きな魅力です。

■ 市場は週末限定オープン

蚤の市が開かれるのは基本的に週末(土・日・月)。
ただし月曜日は開いている店舗が少なめなので、一番にぎわうのは土曜日と日曜日です。

【営業時間の目安】

土曜日:9:00~18:00

日曜日:10:00~18:00

月曜日:11:00~17:00

市場は非常に広いため、1日で全てを見て回るのは困難。事前に気になるエリアやショップを絞っておくのがおすすめです。

■ 有名なエリアとその特徴

サントゥアン蚤の市には、複数のエリア(マーケット)があります。それぞれに特色があるため、目的によって訪れる場所を変えるとより楽しめます。

マーケット名 特徴

Marché Paul Bert 高品質なアンティーク家具・アートギャラリーが多く、パリジャンにも人気。洗練された雰囲気。
Marché Serpette 室内型。高級アンティークの宝庫。海外バイヤーが多く訪れる本格派エリア。
Marché Vernaison 最も歴史が古く、個性的な雑貨や手頃な価格帯の商品も多い。掘り出し物狙いに◎。
Marché Dauphine 室内で落ち着いて見られる。レコード、古本、アート、家具などバランスの良いラインナップ。

他にも、アフリカン雑貨の専門店が集まるエリアや、アンティークの布地を扱う店など、まるで異世界のような空間が広がっています。

■ 安全面とアクセスの注意点

サントゥアン市場周辺は治安に不安のあるエリアもあるため、貴重品の管理や服装に注意が必要です。
また、スリ対策としてリュックは避け、バッグは前に持つなどの工夫も有効です。

アクセスはメトロ4番線「Porte de Clignancourt」駅からが一般的ですが、駅周辺の混雑や客引きには注意が必要。
人混みを避けたいなら、朝早い時間帯の訪問がおすすめです。

■ 行ってみたいと思った理由

これだけのスケールと多様性を持つマーケットは、日本ではなかなか体験できません。
動画越しでも、その世界観と熱気に圧倒されるほどでした。

特に惹かれたのは、使い込まれた家具や道具が語る「時の重なり」。
新品にはない、たったひとつの物語がそこにあること。
そしてそれを「今の自分の暮らしに取り入れる」という感覚が、とても魅力的に感じました。

■ いつか行く日のために

本気で行くなら、週末の2日間をまるまるサントゥアン蚤の市に使う覚悟で。
体力も時間もかかりそうだけど、それだけの価値がある場所だと感じました。

「次の旅先、どこにしようかな?」と考えるたびに、今はまずここに行きたい。
そんなふうに思わせてくれる場所に出会えたのは、YouTubeのおかげかもしれません。