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雨漏りする家は「家」ではない!?・・・

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桜のシーズンも終わり、田んぼでは

田植えもほぼ終わったように思われます。

 

すぐに緑のじゅうたんのような風景に

なるでしょうね。

 

今週は天気も良く、過ごしやすい時候でした。

ずっと、こんな天気でもいいなぁと

思った次第です。

 

私の方は今週もバタバタしてましたね。

私が担当している、外壁の改修工事も本格化し、

昨日で大工工事が完了となりました。

 

今から約20年ほど前に、外壁を板壁で

造られたお家ですが、

 

完成してからほどなくして、「雨漏り」に

困られたようです。

 

今回は、その2階部分の外壁の改修工事で、

今度は塗り壁となります。

 

外壁を解体してみて、大工さんと雨漏りの原因を

探ったところ、「板壁の収縮と反り」を

確認することが出来ました。

 

木が収縮したり、反ったりすると、その隙間から

雨水が侵入したと思われます。

 

まだ築20年位でも、侵入した雨水と壁内結露で、

防水シートや下地板も傷んでいて、役割を果たしていない

状況でした。

 

日本家屋の昔からある、いわゆる「下見板張り」は、

板の重なりが多いために、少しくらいは収縮しても

雨水は侵入しにくい構造になっています。

 

そして、外壁と、構造躯体を空間を取って

「通気工法」にしないと、「壁内結露」してしまい、

そこからまた、木材が腐ってくるのです。

 

今回は、塗り壁になるということで、その辺りも

しっかりと考慮しての施工となりました。

 

でも、窓廻りなど、木製サッシ窓なので、弊社としても

今後の雨漏りを保証することが出来ないのが残念です。

 

でもおそらく、これでしばらくは雨漏りはストップ

出来るのではないかと私もひと安心です。

 

日本の木造住宅は、(寺社仏閣建築を含めて)1000年

以上の歴史と実績があります。

 

日本には日本なりの知恵と工夫と改良を重ねた、

日本に合った住宅をお勧めします。

 

その中でも、親切で技術力の高いハミングホームに

お任せされるのが一番良いと思います。笑