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農地に家を建てるのと蝉の一生は似ている?!・・・

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私の住む宮崎県では、早期水稲の田んぼが多く、その稲穂も

こうべを垂れてきて、もうすぐ稲刈りが近づいているように

思われます。

 

私が小さい頃にも、親戚の家の稲刈りの手伝いをした覚えが

ありますが、夏のこの時期の外での作業は大変ですよね。

本当に、家づくりで頑張っておられる大工さん、職人さんたちに

感謝です。

 

さて、3連休明けの火曜日ですが、どうも感覚的に月曜日のような

錯覚をしてしまいますね。

 

今日は、午後からは新築工事予定のお客様との打ち合わせでした。

先日、銀行の方からいわゆる「融資予約」がおりて、その

融資予約をもって、今度は農地転用申請の手続きに入ります。

 

お客様の建設予定地の地目が「宅地」の場合には、特に手続きは

必要ないのですが、「農地」の場合には、農地転用申請という

手続きが必要なのです。

 

その、農地転用申請には、住宅ローンの「融資予約」という

書類が必要なのです。

 

・・・話をまとめると、

 

農地に家を建てたい、というお客様は、まず第一に、銀行に

住宅ローンの借り入れ審査、というのが必要な訳です。

 

この、住宅ローンの借り入れ審査には、時間がかかることが多く、

長いときは2週間から3週間もかかることがあるのです。

 

しかも、その後の農地転用申請も、2か月くらいかかるので、

手続きだけでもトータルして3か月くらい掛かったりします。

本当に家づくりって、書類上も大変なのです。

 

しかも今回は、建設予定地をいくぶん宅地造成するということで、

その打ち合わせや役所関係の事前相談もあるので、

私も家を建てる前から、いわゆる水面下で何か月も

手続きや準備のお手伝いをしている、ということになります。

 

そして、水面下から地上に現れてからは非常に早いです。

着工してしまえば、すぐに棟上げがやってきて、そして

そこから2か月弱で引き渡し・引っ越しとなります。

 

蝉の一生のように、7年間地面の中で過ごしていて、

やっと地上に現れたと思ったら、成虫となって、

1週間しか寿命がないのと同じようなものでしょうか、

というのは、あまり良くない例えですね(笑)。

 

 

今年読んだ小説、「八日目の蝉」を思い出してしまいました。