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神様が降りてきて、家に魂が宿るとき!?・・・

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昨日、今日と晴れ間も多くなり、梅雨明けしたような

陽気になりました。

 

例年、この頃が梅雨明けの時期だと記憶しているので、

もう間もなく梅雨明け宣言がされるでしょう。

 

梅雨が明けたら、またそれはそれで、今度は暑さとの

戦いになるので、現場では大変な日が続くわけです。

 

本当に現場で働いてもらえる大工さん・職人さん方へは

感謝が尽きません。

 

さて、昨日は川南町にてI様邸の上棟式が催行されました。

この梅雨時のさなかに、快晴の天気となったということで

お施主様の日ごろの行いの良さが証明されました!

 

今回は、コロナの影響で「せんぐまき(餅まき)」は

遠慮されましたが、屋根の上でのお祓いは行われました。

 

昔から「家には魂が宿る」と言われ続けております。その、魂が宿るとき、というのは家づくりにおいては、

この棟上げのときだと思います。

 

この世に新しい家が生まれ、魂が宿る訳ですから、

それは、神主さんを呼んで、お祓いをするという習慣が

根付いたのだと思われます。

 

上棟式では、屋根の上にお供え物を供えて、

お祓いをします。

すると、天から神様が降りて来られます。

 

でも、ここで重要なのは、これはただの形式だけの

儀式ではないということです。

 

お祓いの後には、屋根の上にて参列者は御神酒(おみき)を

いただきますし、お供え物のお刺身もいただきます。

 

いわゆる、祭壇の前にて宴会をするのです。

(実際には口を付ける程度ですが)

 

ずっと前に、ある神主さんから聞いたところ、昔は

神事の後には祭壇の前にて、そのお供え物をいただく、

「直会(なおらい)」と呼ばれる宴会をしていたそうです。

 

今の時代は、地鎮祭の後や、上棟祭の後に宴会をすることは

めっきりと減ってはきましたね。

 

でも、昔から言われている、続いていることには何かしら

理由があると私は思っています。

 

ですので、これからもこの習慣は伝統として続けていかなければ

ならないと思う次第です。

 

お客様にとっても、一生に一度あるかないかの大事業です。

きっと、良い思い出になられる事と思いました。