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1. はじめに:なぜ耐震等級3なのか
宮崎県西都児湯(西都市・新富町・高鍋町・川南町・都農町・木城町)では、
地震リスクが比較的低めな地域とされる一方で、南海トラフ地震への備えも無視できません。
住宅を建てるなら、倒壊しない家・被害を最小限に抑える家を選びたいという願いは、 全ての人に共通するものです。
そのひとつの指標が「耐震等級3」。これは、建築基準法の基準をはるかに上回る強さを保証する級で、
命と資産を守る家づくりの基準として注目されています。
ただ単に「強い家」ではなく、設計・施工・材料すべてを整えることで、
「強さと安心を兼ね備えた住まい」が初めて完成します。
2. 耐震等級3とは何か
耐震性能は、法律・設計指針で「耐震等級1・2・3」の三段階で評価されます。
詳細は以下の通りです:
| 等級 | 強さの基準 | 標準基準との比較 | 目標とする地震 |
| 等級1 | 建築基準法最低レベル | 基準相当 | 震度6強〜7程度 |
| 等級2 | 等級1の1.25倍の耐力 | +25%強化 | 大きめ地震にも備えられる強さ |
| 等級3 | 等級1の1.5倍の耐力 | +50%強化 | 耐久性と安心を重視する家 |
等級3を実現するには、構造計算・耐力壁配置・接合金物の配置・部材の強度など、
多くの要素を設計段階から精密に扱う必要があります。
3. 西都児湯で等級3を実現する設計ポイント
① 基礎と地盤の整備
- 地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良を実施
- ベタ基礎または高強度な独立基礎設計
- 地耐力を確保し、不同沈下を防ぐ
② 耐力壁の最適配置
- 北側・南側・両端など、建物全体にバランスよく配置
- 偏心(重心位置と剛心位置との差)を小さくすること
- 大開口部を設ける場合、その周辺に壁補強を加える
③ 接合部(金物)の強化
- ホールダウン金物、アンカーボルト、筋交い金物などを適切に配置
- 接合部の強度を確保することで、揺れの伝達を抑制
④ 部材選定と品質管理
- 構造材(柱・梁・桁など)は強度・乾燥処理・含水率を厳守
- 木材の品質ムラを避けるため、検査制度を導入
⑤ 制震構造との併用
- 等級3を基盤とし、制震ダンパーを併設することで揺れ吸収力を高める
- 初回大地震だけでなく、余震や繰り返し地震への対応力を強化
4. 耐震等級3住宅のメリット
① 命と安心を守る構造
震度7級の揺れにも耐えられる設計。倒壊リスクを極小化します。
② 修繕コストの軽減
損傷を抑えることで、地震後の修繕費を低く抑えられます。
③ 保険・補助制度の優遇
耐震基準を満たす住宅は、地震保険料の割引や補助金対象になることがあります。
④ 資産価値の維持・向上
耐震性能が明示されていれば、中古住宅市場でも高評価を得やすくなります。
⑤ 長寿命を支える構造性
構造部材にストレスがかかりにくいため、劣化が抑制され、長く住み続けられます。
5. 費用とコスト目安
| 仕様レベル | 坪単価目安 | 延床30坪の概算費用 | 内容 |
| 標準住宅 | 60〜70万円 | 約1,800〜2,100万円 | 法定基準相当 |
| 高性能住宅 | 80〜90万円 | 約2,400〜2,700万円 | 断熱+構造強化 |
| 等級3仕様 | 90〜105万円 | 約2,700〜3,150万円前後 | 構造設計補強・制震併用含む |
等級3仕様はやや上乗せ費用がありますが、
命を守る安心性・将来のリスク軽減を考えると、非常に価値の高い投資です。
6. 実際の施工と検査ポイント
- 構造計算書の提出・確認
→ 設計段階で等級3を満たす構造計算を行い、確認申請に備える - 基礎配筋・コンクリート強度試験
→ 配筋が設計通りか、コンクリート強度試験で品質確保 - 構造躯体の検査(中間検査)
→ 筋交い・耐力壁・金物設置が適正かチェック - 気密測定・構造確認
→ 気密性能(C値)と構造強度を最終確認 - 完成後の点検制度
→ 定期点検、金物補正、基礎ひび割れ確認などを継続実施
7. 専門家コメント

「耐震等級3は、住宅における“強さの基準”とも言えます。
ただし、設計・素材・施工すべてが精緻でなければその性能は発揮されません。
私たちは、“安心できる骨組み”を最前提に、
美しさ・快適性も兼ね備えた家づくりを目指しています。」
— 一級建築士 岩下 政人
8. よくある質問(FAQ)
Q1. 等級3は義務ですか?
A. 義務ではありませんが、安全性を重視する住宅では推奨されます。
Q2. どれくらい強いの?
A. 基準法より約1.5倍の強さを持ち、震度7級でも倒壊しにくい構造です。
Q3. 制震をつけるべき?
A. 揺れを吸収でき、構造体の損傷を抑えるので有効です。
Q4. 施工業者はどう選ぶ?
A. 耐震設計・施工実績と構造監理がある工務店を選ぶことが重要です。
Q5. コストはどれくらい上がる?
A. 標準仕様に比べて数百万円程度上乗せになることが一般的です。
Q6. 平屋でも等級3は可能?
A. 可能です。平屋は荷重が分散しやすく、設計しやすい面もあります。
Q7. 木造でも等級3にできる?
A. 適切な金物と構造計算を施せば、木造でも十分に等級3が実現可能です。
Q8. 保険料は変わりますか?
A. 等級3以上で地震保険料割引が受けられることがあります。
Q9. 維持管理は大変?
A. 定期点検(10年ごと)や金物の調整で構造強度を長期維持できます。
Q10. デザインと両立できる?
A. 構造設計を前提にすれば、デザイン性の高い外観も実現可能です。
9. まとめ
耐震等級3の家は、単なる“強い家”ではありません。
命・安心・資産を守る家として、今後のスタンダードになり得る選択です。
西都児湯という地域特性を踏まえ、
地盤・構造・素材・施工すべてに配慮した家づくりこそ、真の安心を生みます。
ハミングホームでは、地域に根ざした設計力と施工ネットワークで、
強さと暮らしやすさを両立した耐震等級3の家づくりを全力でサポートいたします。
【会社情報】
ハミングホーム
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代表取締役社長 岩下 政人