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1. はじめに:地震に備える“強い家づくり”が求められる時代
宮崎県西都児湯(西都市・新富町・高鍋町・川南町・都農町・木城町)は、
比較的自然災害の少ない地域として知られていますが、
南海トラフ地震の想定震源域に近いエリアでもあります。
万が一の地震に備え、家族と資産を守るために注目されているのが
「耐震住宅」=地震に強い構造設計を持つ家です。
単に「丈夫な家」ではなく、
「倒壊を防ぐ・損傷を最小限に抑える」ことを目的とした住宅。
それが、これからの家づくりの新しい常識になっています。
2. 耐震住宅の3つの基本構造
| 耐震レベル | 特徴 | 耐震等級 | 想定地震 |
| 耐震構造 | 建物そのものを強化し、揺れに耐える | 等級1〜3 | 建築基準法レベル(震度6〜7) |
| 制震構造 | ダンパー等で揺れを吸収し、損傷を軽減 | 等級2〜3相当 | 余震・繰り返し地震にも強い |
| 免震構造 | 建物と地盤を切り離し、揺れを伝えない | 該当なし | 超高性能住宅・公共建築に多い |
一般住宅では「耐震+制震」の組み合わせが最も現実的で、
コストを抑えながら高い安全性を確保できます。
3. 西都児湯の地盤特性と設計のポイント
西都児湯エリアは、海沿いから内陸まで地盤条件がさまざま。
特に川南町や都農町の一部では、沖積層(土が柔らかい地盤)が分布しています。
このため、次のような設計対策が重要になります。
① 地盤調査の実施
建築前にスウェーデン式サウンディング試験などを行い、
地耐力(N値)を確認。必要に応じて地盤改良を実施します。
② ベタ基礎・耐圧盤の採用
建物の荷重を面で支えるベタ基礎が標準。
地震の際の沈下や不同沈下を防ぎます。
③ 耐力壁のバランス配置
耐震性能を高めるには、耐力壁を建物全体にバランスよく配置すること。
偏心(かたより)を防ぐことで揺れに強い構造となります。
④ 接合金物・構造材の強化
地震時の“ねじれ”や“引き抜き”を防ぐため、
構造計算に基づいてホールダウン金物を適切に配置します。
4. 耐震住宅のメリット
① 家族の命を守る
最大の目的は「命を守る」こと。
震度7クラスの地震でも倒壊しない設計で、家族を安全に守ります。
② 財産の損害を最小限に
建物の損壊や傾きを防ぎ、修繕コストを抑えます。
地震後も住み続けられる“復旧力の高い家”になります。
③ 火災リスクを減らす
倒壊・電気配線損傷を防ぐことで、二次災害の火災リスクを軽減。
④ 保険料の優遇
耐震等級2以上の住宅は、地震保険料が最大50%割引になる場合があります。
⑤ 資産価値の維持
中古市場でも「耐震等級付き住宅」は評価が高く、
将来的な資産価値を保ちやすい点も魅力です。
5. 耐震性能の等級と費用目安
| 耐震等級 | 強度の基準 | 主な特徴 | 延床30坪の概算費用 |
| 等級1 | 建築基準法の最低基準 | 一般住宅レベル | 約2,000万円〜 |
| 等級2 | 等級1の1.25倍の耐震性 | 学校・病院と同等 | 約2,300万円〜 |
| 等級3 | 等級1の1.5倍の耐震性 | 消防署・警察署と同等 | 約2,600万円〜 |
ハミングホームでは「耐震等級3」を標準仕様とし、
さらに「制震ダンパー」を組み合わせたプランも可能。
揺れのエネルギーを最大80%吸収し、建物へのダメージを軽減します。
6. 地震に強い家のための設計工夫
① シンプルな形状が基本
凹凸の多い間取りやL字型の家は揺れに弱くなる傾向があります。
耐震住宅では“正方形・長方形ベース”の構造が理想です。
② 開口部の配置バランス
大きな窓や吹抜けを設ける場合は、構造計算で補強を行います。
梁や耐力壁を適正配置して、デザインと強度を両立。
③ 軽量屋根の採用
瓦ではなく軽量金属屋根を採用すると、
建物全体の重心が下がり、耐震性が向上します。
④ 維持管理も耐震の一部
10〜15年ごとの基礎点検・金物締め直しで、性能を長期維持。
“建てた後の安全”も重視するのが現代の耐震住宅です。
7. 専門家コメント

「地震に強い家は、“構造の見えない部分”で決まります。
デザインよりもまず、安全性を最優先に。
耐震性能は一度きちんと設計すれば、数十年先まで家族を守り続けます。」
— 一級建築士 岩下 政人
8. よくある質問(FAQ)
Q1. 耐震住宅と制震住宅の違いは?
A. 耐震住宅は「強度で耐える」、制震住宅は「揺れを吸収して被害を抑える」構造です。
Q2. 耐震等級3は義務ですか?
A. 義務ではありませんが、今後の基準改正で等級2以上が標準化される見込みです。
Q3. 南海トラフ地震にも耐えられますか?
A. 等級3+制震構造であれば、震度7クラスにも十分対応可能です。
Q4. 耐震診断は必要?
A. 既存住宅のリフォーム時などには必須。新築時は設計段階で計算します。
Q5. 費用はどのくらい上がる?
A. 等級1→3にする場合、建物全体で約100〜200万円の差が目安です。
Q6. 平屋でも耐震は必要?
A. 必要です。重心が低く有利ですが、耐力壁バランスが重要です。
Q7. 木造住宅でも地震に強い?
A. 構造計算・金物施工を正確に行えば、木造でも十分高い耐震性が確保できます。
Q8. 地盤改良はどのくらいの割合で必要?
A. 西都児湯では全体の約3〜4割の土地で地盤改良が実施されています。
Q9. 火災保険や地震保険は安くなりますか?
A. 等級2以上で地震保険料が最大50%割引になります。
Q10. デザイン重視でも耐震性は保てますか?
A. 構造計算を前提にすれば、デザインと安全性の両立が可能です。
9. まとめ
「耐震住宅」は、家族の命を守る“最後の砦”です。
地震の揺れを想定した構造設計を施すことで、
災害時にも倒壊せず、すぐに日常生活へ戻れる強い家が実現します。
西都児湯エリアの気候・地盤に精通したハミングホームでは、
耐震等級3+制震構造+地域特性設計を基本に、
デザイン性も兼ね備えた“安全で美しい家づくり”を行っています。
【会社情報】
ハミングホーム
〒889-1412 宮崎県児湯郡新富町富田東1-17
TEL:0120-958-347 FAX:0983-33-5289
Mail:info@humminghome.jp
URL:https://www.humminghome.jp
代表取締役社長 岩下 政人