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【宮崎市でリフォームをお考えの方へ】家族みんなが安心できるバリアフリー住宅のすすめ
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【宮崎市でリフォームをお考えの方へ】家族みんなが安心できるバリアフリー住宅のすすめ

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1. はじめに|高齢化・住まいの価値観の変化とバリアフリーの意義

  • 全国的に高齢化が進み、また「老後もできるだけ自分の家で暮らしたい」という意向を持つ方が増えています。
  • バリアフリーリフォームは、ただ「高齢者向け」対応という枠を超え、すべての世代にとって暮らしやすい住まいを目指すものです。
  • 小さな段差・通りにくさ・照明暗さ・手すり不足などは、日常の小さなストレスにもなり得ます。これらを改善することで、「つまずかない・負荷の少ない動線」が実現します。
  • また、将来の介護負担軽減や、資産価値維持・向上にもつながる投資的側面もあります。

2. 宮崎市の暮らしと、リフォームニーズの背景

  • 宮崎市は温暖な気候、海・山に囲まれた自然環境に恵まれていますが、一方で高温多湿、台風・豪雨などの気象リスクも伴います。
  • 世帯構成の変化:高齢単身世帯、夫婦のみ世帯、親との同居を検討する世帯など、多様な家族形態が増加しています。
  • 加えて、子育て世代も増えており、子ども・高齢者・共働き夫婦が快適に暮らせる住まいのニーズも高まっています。
  • そうした中で、バリアフリーリフォームの必要性は次のような場面で特に高くなります:
     ・親との同居を前提に据えたい
     ・自宅で将来的に介護を見据えたい
     ・子どもの安全動線を確保したい
     ・築年数が経った住宅を快適性能も含めて今後長く使いたい

3. バリアフリーリフォームにおける設計のポイントと工夫

以下は、バリアフリー設計で押さえておきたい仕様と工夫例です。

改修箇所ポイント・工夫解説・留意点
玄関・アプローチ段差解消・スロープ設置玄関ポーチから玄関までをフラット化、もしくは緩やかなスロープを。手すり併用が望ましい。
廊下・通路幅の確保(目安:車椅子対応なら80~90cm以上)できれば回遊できる動線を設けると便利。
出入口・ドア開き戸→引き戸化、開口幅拡張引き戸や折戸、引き込み戸などを用い、動作負荷を減らす。
トイレタンクレス便器、手すりの適切配置、広さの確保車椅子対応幅+将来手すり追加余裕を。床は滑りにくい材料を選定。
浴室・洗面室段差なし・浴槽またぎ緩和・滑りにくい床・浴室暖房ユニットバス交換や入口レベル化、ドア幅確保、手すり設置。
床材滑りにくさ + クッション性高齢者・子供に配慮したフローリングまたは複合床材。
手すり・握りやすさ握り棒式、適切断面・高さ直径約30mm前後、耐荷重確保、連続設置。
照明・開口部明るさ確保、昼光利用、自然換気昼光を取り入れる窓配置、バリアフリー化に伴う開口部設計も検討。

ポイントは「住まいの使い勝手を全体で見ること」。単体の手すり設置ではなく、動線・見通し・将来の可変性まで視野に入れた設計が理想です。


4. 宮崎の気候・生活習慣を踏まえた具体プラン

宮崎特有の気候・生活環境を加味すると、以下の提案が現実的かつ有効です。

  • 断熱と冷暖房効率
     夏の強い日差し・湿度・冬の冷え込み対策として、窓や外皮断熱の向上が重要です。これによりヒートショック軽減、冷暖房負荷抑制も実現します。
     (例:「先進的窓リノベ2025事業」では、断熱性の高い窓リフォームに 最大200万円の補助が受けられる可能性があります)
  • 換気・通風設計
     高温多湿な気候では、通風ルートを確保する窓配置・換気設備(計画換気、熱交換換気など)も不可欠です。
  • 結露対策
     窓の断熱性強化+壁・床の断熱補強で室内湿度変動を抑える設計が役立ちます。
  • 外部と内部の連続性
     縁側的な空間・半屋外スペースをうまく取り入れると、屋外とのつながりを感じつつ移動も楽になります。
  • メンテナンス性
     宮崎では台風・風雨リスクもあるため、外装・防水・雨仕舞い・屋根・庇の確保なども、バリアフリーとの整合性を取るべきです。

5. 費用目安と、2025年の補助金・助成制度活用法

費用の目安(あくまで一般的な規模・条件下での参考値)

工事内容目安費用(工事+材料)
手すり設置(1箇所)約3〜5万円
引き戸化(1箇所)約5〜10万円
浴室バリアフリー化約10〜30万円
玄関スロープ設置約10〜15万円
廊下幅拡張・出入口拡張10〜数十万円規模、構造条件次第

※住宅の構造(木造・RCなど)、既存状態(壁補強要否、床・天井構造)、建材仕様などで大きく変動します。

2025年時点で注目すべき補助金・助成制度

以下は、宮崎市および国・県レベルで活用できる可能性のある制度です(条件あり/予算上限あり):

● 宮崎市独自の補助制度・介護保険制度

  • 住宅改修補助事業(宮崎市 高齢者等居宅介護住宅改修補助)
     介護保険の要支援・要介護認定者で一定所得以下の世帯を対象に、住宅改修のうち給付対象外工事などの一部を助成。
  • 市のリフォーム助成制度
     宮崎市では、木造住宅耐震改修補助、危険住宅移転などの制度があり、用途によっては最大100万円の補助が得られることもあります。
  • 県・市町村統合補助制度
     宮崎県では、市町村と連携した住宅関連補助制度の枠組みを公表しており、リフォーム関連制度も含まれています。

● 国・国交省・経産省の補助制度(2025年度)

  • 先進的窓リノベ2025事業
     断熱性能の高い窓改修を対象に、補助率1/2相当、上限200万円まで。
  • 子育てグリーン住宅支援事業(リフォーム版)
     バリアフリー改修も対象工事に含まれており、5万円〜最大60万円/戸の補助が受けられる可能性があります。
  • 給湯省エネ2025事業
     高効率給湯機器(例:エコキュート、ハイブリッド給湯器など)導入工事に対する補助。

これら国の制度は、必ず「着工前申請」「登録施工業者との契約」など要件を満たす必要があります。申請手続きも必要ですので、リフォーム業者に手続き代行を依頼するケースも多いようです。

また、補助制度は年度予算・申請期間によって締切や終了があり得ますので、早めの検討と確認が肝心です。


6. 子育て世代・共働き世代にも響くバリアフリーの強み

  • ベビーカー対応・安全動線
     乳幼児を抱えた状態でも、段差の少ない動線・広めの出入口は安心感をもたらします。
  • 将来的改修負荷の軽減
     将来親との同居・介護対応が必要になった際の追加費用を抑えられる設計が可能。
  • 掃除・家事負荷の軽減
     段差なしの床、広めの通路、物の移動しやすい間取りなどは日々の家事効率アップにつながります.
  • 資産価値・売却時のアピール点
     高齢者対応仕様・バリアフリー設計は、これからの住宅市場で差別化要素になり得ます。

つまり、「今は子育て世代」でも、将来を視野に入れたバリアフリー設計はむしろ合理的な選択になり得ます。


7. よくある質問(FAQ)

Q1. “介護っぽい”雰囲気になるのが心配です。
→ 最近はデザイン性の高い手すり・建具・建材が多数あり、ナチュラルテイスト、モダン、北欧風などにも馴染む仕上げが可能です。設計段階で「目立たない/空間に溶け込む」仕様を選ぶことがポイントです。

Q2. マンションや狭小住宅でも可能ですか?
→ はい。間取りや構造を見ながら、部分改修・水回り中心の改修から着手することも可能です。ただし、構造壁の制約・配管経路などを事前チェックすべきです。

Q3. 今すぐ介護は必要ないのですが、改修したほうがいい?
→ 必要性を感じてからでは、改修範囲が大きくなってしまうこともあります。早めに改修すれば、コストを抑えつつスムーズな住まい改善が可能です。

Q4. 補助金が使えるかどうかどうやって調べたらよい?
→ 宮崎市役所・県庁の住宅担当課、自治体ウェブサイトで最新情報を確認するほか、地元登録業者に見積もり相談すれば補助制度適用可否も含めて提案してもらえます。

Q5. 補助金はいくつも併用できますか?
→ 国制度・市制度など、制度により併用できるものとできないものがあります。特に国交省・経産省の補助制度は、併用ルール・要件が定められていることが多いため、事前確認が必須です。


8. まとめ|宮崎市で安心と快適を両立させる住まいづくり

宮崎市でリフォームをお考えの方には、「今も将来も安心して暮らせる住まい」を目指すバリアフリー設計がとても有効な選択肢です。

  • 段差解消、手すり・引き戸化など、安全性と使いやすさを併せ持つ設計
  • 地域気候・住環境を意識した断熱・換気提案
  • 補助金・助成金制度(国・県・市レベル)を活用してコスト軽減
  • 子育て世代から高齢期まで、あらゆる世代にやさしい住まいに
  • デザイン性を損なわず自然に溶け込む仕様選びが可能

🏠 リフォームは「住まいの未来をつくること」。宮崎市で信頼できる地元の工務店・リフォーム業者を選び、あなたの想いをかたちにするための相談をぜひ一歩進めてみてください。


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